New Peking Opera Play |
【記】 ZOOMによるオンライン開催 (リアルタイム+期間限定のオンデマンド配信) 日時 2023年3月6日(月)夜7時30分より 期間限定の見逃し配信あり。 参加費無料。事前申し込み不要。 外部の一般のかたのご参加も歓迎いたします。匿名でのご参加もOK。マイクはオフにしてください。
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舞台空間の、客席から見て向かって右側(上手=かみて)の舞台の袖には、楽隊。 京劇では、登場人物は原則として舞台の下手(しもて。客席から見て、向かって左側)から登場し、上手にむかって退場する。
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劇中劇として出てくる伝統京劇『通天犀』のあらすじ
京劇は、日本でいえば歌舞伎にあたる中国の伝統劇です。英語でペキン・オペラと言うとおり、音楽劇です。 今から2百年前の清の時代。北京では『通天犀』(つうてんさい)という、歌あり立ち回りありの人気演目がありました。 昔々。役人が腐敗し、民が苦しんだ王朝末期の時代。中国西南部の辺境の山城(やまじろ)で、許という姓の豪傑の一族が、小さな独立国のように暮らしていました。 山城の当主は、許起英という赤ひげの豪傑で、通称「青面虎」と呼ばれていました。 現地の官軍は、警察と軍隊をあわせたような治安組織でした。彼らは、自主独立の生活を営む青面虎を、反逆者として逮捕しようと狙っていました。しかし青面虎は強い。さすがの官軍も手出しができません。 あるとき、酒好きの青面虎は、山をおりて店で酒を飲み、泥酔しました。そのすきに官軍は彼を逮捕しました。 青面虎は首都に護送され、公開処刑されることになりました。 青面虎の妹・許佩珠は、美少女でしたが、武芸は男まさりです。映画「男はつらいよ」の兄妹と同様、京劇『通天犀』でも兄の青面虎はちょっとおっちょこちょいな人情家で、妹のほうがしっかりしています。妹は官軍を襲い、兄を奪還します。官軍の指揮官は逃げました。今度は兄妹が官軍を追います。 たまたまそこに、十一郎という美青年が通りかかります。彼は身分は低いものの、正義の心をもつ武術の達人でした。十一郎はてっきり官軍のほうが正義だと思い、青面虎と妹の二人を撃退し、官軍の指揮官を助けてしまいます。 しかし官軍は腐っていました。役人根性にこりかたまった彼らは、自分たちが青面虎の妹に負けたことを朝廷に知られたらまずい、と考えました。官軍は、恩人であるはずの十一郎に無実の罪を着せ、処刑して、口封じすることにしました。 十一郎の雇い主である程老学も、口封じのため、役人に捕まりました。しかし幸い、妹に保護されます。 程老学の口から役人の理不尽なしうちを知った青面虎は、十一郎に同情し、義憤にかられ、驚くべき行動に出ます。――以下、ネタバレ自粛。続きは、舞台の見てのお楽しみです。 |
【拡散希望】オンラインイベント 創作 #京劇 「邯鄲の夢」(かんたんのゆめ)
— 加藤徹(KATO Toru) (@katotoru1963) February 25, 2023
映像鑑賞+制作者・出演者との対話
2023年3月6日月曜夜7時30分より、ZOOMで。
どなたも、どこからでもオンラインでご参加いただけます。参加費無料、事前申し込み不要です。
詳細は https://t.co/TTNjVuJBMi pic.twitter.com/8dDPoFytOj