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朝日カルチャーセンター千葉教室「漢文を楽しむ」加藤徹担当
平成二十九年(2017)9月4日(旧暦七月十四)
 
二十四節気
 仲秋 白露9月7日  秋分9月23日
 晩秋 寒露10月8日 霜降10月23日
 初冬 立冬11月7日 小雪11月22日
 仲冬 大雪12月7日 冬至12月22日
 
 
★『詩経』国風・?風「七月」第五節  シキョウ コクフウ・ヒンフウ シチガツ













 

五月斯螽動股
六月莎?振羽
七月在野
八月在宇
九月在戸
十月蟋蟀
入我牀下
穹窒熏鼠
塞向?戸
嗟我婦子
曰為改歳
入此室処

 

五月は斯螽 股を動かし
六月は莎? 羽を振るふ
七月は野に在り
八月は宇に在り
九月は戸に在り
十月は蟋蟀
我が床下に入る
窒を穹しくして鼠を熏し
向を塞ぎ戸を?る
嗟 我が婦子よ
曰に?を改むるを為さん
此の室に入りて処れ
 

ゴガツはシシュウ、マタをウゴかし
ロクガツはサケイ、ハネをフるう
シチガツはノにアり
ハチガツはノキにアり
クガツはトにアり
ジュウガツはシッシュツ
ワがショウカにイる
チツをムナしくしてネズミをイブし
マドをフサぎトをツチヌる
アア ワがフシよ
ココにトシをアラタむるをナさん
コのシツにイりてオれ
 
【大意】五月はバッタが足を動かし、六月はキリギリスが羽をふるわせる。コオロギは、まだ暑い七月は野外にいるが、八月は軒下に、九月には戸口に、と人間に近づいてきて、肌寒い十月には私の寝台のもとにいる。年末に向けて、部屋をからっぽにしてネズミを煙でいぶり出し、北風が吹き込まないように北向きの窓をふさいで、竹の網戸の網の目を土で塗ってふさごう。ああ、わが妻よ、子よ。もう年越しの季節である。この部屋の中にいなさい。
【語注】○『詩経』…中国最古の詩集で、儒教の「五経」の一つ。孔子が編纂したという伝承があるが詳細は未詳。紀元前11世紀ごろの周の初めから春秋時代までの詩305編を収録。各地の民謡である「風」(国風)、諸侯や朝廷の音楽である「雅」、宗廟(そうびょう)の祭祀(さいし)の音楽である「頌(しょう)」の三部門からなる。〇?…ヒン。現在の中国陝西省彬県一帯の古名。〇斯螽…「螽斯」(シュウシ。キリギリス、ないしイナゴ、バッタ)と同じか。後ろ足を激しくすりあわせてキチキチキチ…と鳴くのはバッタやイナゴである(キリギリスは羽をこすりあわせて、ギ――――、チョン! と鳴く)。〇莎?…キリギリス(キリギリス科のクツワムシは日本の固有種)。〇蟋蟀…狭義ではコオロギ。広義では、カマドウマ(日本の俗語で「便所蟋蟀」「御竈蟋蟀」、中国の俗語で「竈馬蟋蟀」)やキリギリスなど、コオロギと似た外見の昆虫も含む。○牀(異体字は「床」)…「ゆか」ではなく、台状の「ねどこ(寝床)」。中国では、唐末から椅子とベッド(牀)が普及するが、それ以前の古代の「牀」は人が寝たり座ったりするための細長い台状の家具を指す。○穹・窒…この詩では「穹」は「空」、「窒」は「室」の仮借(かしゃ)字。○熏…この詩では「燻」の意。○向…この詩では「北向きの窓」の意。○?…音はキン・ゴン、訓は「ねばつち」「ヌる」。○曰…ここでは「イワく」ではなく「ココに」の意。
【参考】○日本の七十二候の一つ「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」は、中国では「菊有黄華」と言い、二十四節気の「寒露」の末候である。
○『蟲のこゑ』(むしのこえ)文部省唱歌 1910年『尋常小学読本唱歌』
1番 あれ松蟲が鳴いてゐる。ちんちろちんちろ ちんちろりん。あれ鈴蟲も鳴き出した。
りんりんりんりん りいんりん。あきの夜長を鳴き通す あゝおもしろい蟲のこゑ。
2番 きりきりきりきり きりぎりす。がちやがちやがちやがちや くつわ蟲。あとから馬おひおひついて ちよんちよんちよんちよん すいつちよん。秋の夜長を鳴き通す あゝおもしろい蟲のこゑ。
※「きりきりきりきり きりぎりす」は、昭和7年の『新訂尋常小学唱歌』から「きりきりきりきり こほろぎや」に改められた。古語「きりぎりす(蟋蟀)」は現代語「こおろぎ(蟋蟀)」の意であること、「きりきり」と鳴くのはカマドコオロギ(竈蟋蟀。カマドウマではなく、コオロギの一種)であることなどが理由である。
【中国語の発音】
《??·国?·??·七月》shi1 ji1ng guo2 fe1ng bi1n fe1ng qi1 yue4 
五月斯螽?股 wu3 yue4 si1 zho1ng do4ng gu3 六月莎?振羽 liu4 yue4 sha1 ji1 zhe4n yu3 七月在野 qi1 yue4 za4i ye3 八月在宇 ba1 yue4 za4i yu3 九月在? jiu3 yue4 za4i hu4 十月蟋蟀 shi2 yue4 xi1 shua4i 入我床下ru4 wo3 chua2ng xia4 穹窒熏鼠qio2ng zhi4 xu1n shu3 塞向?? sa1i xia4ng ji4n hu4 嗟我?子 jie1 wo3 fu4 zi3 曰?改? yue1 we2i ga3i sui4 入此室? ru4 ci3 shi4 chu3
 
 
★ 重送絶句 重ねて絶句を送る
杜牧(803〜852?)
絶藝如君天下少  絶芸 君の如きは天下に少し
閑人似我世間無  閑人 我に似たるは世間に無し
別後竹窓風雪夜  別後 竹窓 風雪の夜
一灯明暗覆呉図  一灯の明暗 呉図を覆ふ
 
 カサねてゼックをオクる。トボク。ゼツゲイ、キミのゴキきはテンカにスクナし。カンジン、ワレにニたるはセケンにナし。ベツゴ、チクソウ、フウセツのヨル。イットウのメイアン、ゴズをオオう。
【大意】あらためて七言絶句をお送りします。あなたほどの囲碁の名人は天下広しといえども少ない。私のような暇人(ひまじん) は世の中に他にはいない。あなたとお別れしたあと、私は、竹の窓べで外の風雪の音を聞きながら、夜ふけまで対局の余韻をかみしめておりました。一本のともしびが、芯が油を吸い上げる加減の変化で、明るくなったり、暗くなったりしながら、棋譜に影を落としておりました。
【語注】〇重送絶句…杜牧には「送国棋王逢」(コクキ、オウホウにオクる)という絶句が二種あり、この詩ははその続編のようである。王逢は当時の囲碁の名人。〇竹窓…竹の格子の窓。もしくは、竹が植わっている庭に面した窓。〇明暗…ここでは「明滅」に近い意味。〇呉図…棋譜の意。本来は「三国志」の時代の呉の国の「棋譜」を指す書名。『呉図』は中国最古の棋譜の一つとされるため、後世は、普通の棋譜の雅称ないし別名としても「呉図」という言葉が使われるようになった。「一灯明暗覆呉図」は、杜牧が、さきほどの対局を記録した棋譜を、明滅する灯火のもとで眺めながら、おさらいをしている様子を述べているものか。
【中国語の発音】
《重送?句》cho2ng so4ng jue2 ju4 杜 牧 du4 mu4  ??如君天下少jue2 yi4 ru2 ju1n tia1n xia4 sha3o ?人似我世?无 xia2n re2n si4 wo3 shi4 jia1n wu2 ?后竹窗?雪夜 bie2 ho4u zhu2 chua1ng fe1ng xue3 ye4 一灯明暗覆?? yi1 de1ng mi2ng a4n fu4 wu2 tu2
【参考】
 NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』公式ホームページより「政次は井伊を守る手段として自らが犠牲になる道を選びました。辞世の歌を読んだ昊天は「良い歌ではないですか。あの世でゆるりと待っておるゆえ、案ずるなと」と言い、傑山は「鶴らしい」とつぶやきました。政次の深い思いと、直虎との強い絆を感じることのできる歌になりました」。
  白黒をつけむと君をひとり待つ天つたふ日ぞ楽しからずや
 テレビの画面に映ったこの和歌の字は、ヒロイン直虎の幼馴染で囲碁の相手でもあった小野但馬守政次(鶴丸)を演じた俳優の高橋一生氏が、みずから筆をとって和紙に書いたもの。
 
 
★秋風辞  秋風の辞
漢の武帝(前156〜前87)
秋風起兮白雲飛   秋風起りて白雲飛び
草木黄落兮雁南帰  草木黄落して 雁南に帰る
蘭有秀兮菊有芳   蘭に秀有り 菊に芳有り
懐佳人兮不能忘   佳人を懐ひて 忘るる能はず
泛楼船兮済汾河   楼船を泛べて 汾河を済り
中流兮揚素波   中流にたはりて 素き波を揚ぐ
簫鼓鳴兮発棹歌   簫鼓鳴りて 棹歌を発す
歓楽極兮哀情多   歓楽極りて 哀情多し
少壮幾時兮奈老何  少壮幾時ぞ 老いを奈何せん
 
 シュウフウのジ。カンのブテイ。シュウフウ オコりて ハクウン トび、ソウモク コウラクして カリ ミナミにカエる。ランにシュウ アり キクにホウ アり、カジンをオモいて ワスるるアタわず。ロウセンをウカべてフンガをワタる。チュウリュウにヨコたわりてシロきナミをアぐ。ショウコ ナりて トウカをハッす。カンラク キワまりてアイジョウ オオし。ショウソウ イクトキぞ オいをイカンせん。
 
【大意】秋の風の歌。秋風が吹いて白い雲が飛ぶ。草木の葉が黄ばみ落ちて、雁が南へ帰ってゆく。蘭の花のあざやかさ、菊のかおりの清らかさ。美しいあの人が、忘れられない。屋形船を浮かべて汾河を渡り、大河の流れを横切ると白い波しぶきがあがり、笛や太鼓の演奏とともに水夫たちの船歌が始まる。豪快な船遊び。人生の楽しみのピークのはずなのに、このむなしさは何だろう。若いときはどれくらいか。いかほども続かない。近づく老いを、どうしようか。
【語注】○武帝…中国史上、武帝という皇帝は複数いるが、ここでは前漢の最盛期に君臨した武帝(劉徹)。この詩を詠んだとき、武帝は四十四歳だった。○佳人…美しくて魅力的な女性。漠然とした比喩的イメージなのか、それとも誰か武帝が寵愛した特定の人物を指すのかは謎。○汾河…中国の山西省を南北に流れる大河で、黄河の支流。別名「汾水」。日本でも中国酒「汾酒」は有名。○棹歌…「さおうた」「さおのうた」。水夫や船頭が、船をこぎながら歌う歌。
【参考】○中国の七十二候の一つ「草木黄落」は、日本では「霎時施(こさめときどきふる)」と言い、二十四節気の「霜降」の次候である。
○俳句では「黄落(草木黄落)」も「黄葉」も秋の季語で、字面は似ているが、黄落は老いさらばえて衰亡するイメージ、黄葉はあざやかに色づくイメージで、全然違う。日本の七十二候では「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」は、二十四節気の「霜降」の末候である。
【中国語の発音】
 秋?起兮白云?,Qi?f?ng q? x? báiyún f?i , 草木黄落兮雁南?。c?omù huángluò x? yàn nán gu? . ?有秀兮菊有芳,Lán y?u xiù x? jú y?u f?ng , ?佳人兮不能忘。huái ji?rén x? bù néng wàng . 泛楼船兮?汾河,Fàn lóuchuán x? jì Fénhé , 横中流兮?素波,héng zh?ngliú x? yáng sùb? , ?鼓?兮?棹歌。xi?og? míng x? f? zhàog? . ???兮哀情多,Hu?nlè jí x? ?iqíng du? , 少壮几?兮奈老何? shàozhuàng j?shí x? nài l?o hé ?
http://www.geocities.jp/cato1963/msg-kns-sfj.html#shuufuuji
 
 
★ 送竈君 竈君を送る
羅隠(833?〜909)
一?清香一縷煙  一?の清香 一縷の煙
竈君今日上青天  竈君 今日 青天に上る
玉皇若問人間事  玉皇 若し人間の事を問はば
乱世文章不?銭  乱世の文章 銭に?せず
 
 ソウクンをオクる。ライン。イッチュウのセイコウ、イチルのケムリ。ソウクン、コンニチ、セイテンにノボる。ギョクコウ、モしジンカンのコトをトわば、ランセのブンショウ、ゼニにアタイせず。
 
【大意】天にのぼってゆく「かまどの神様」を見送る詩。羅隠。ひとくゆりの清らかな香、ひとすじの細い煙とともに、かまどの神様は今日、天帝に一年の報告をするため天にのぼる。かまどの神様にお願いします。もし天帝から、私たち人間の世界のことたずねられたら「乱世が続いて、詩や文章を書いても全然お金になりません」とお伝えください。
 
【語注】〇竈君…中国の「かまど神」のこと。時代や地方ごとに「竈神」「竈王」「竈王爺」「竈公」「竈司」「九天司命定福東廚煙主保竈護宅真君」などさまざまな異称で呼ばれた。中国の民間信仰では、年末の旧暦十二月月二十四日(北方では二十三日)の「小年」の夜に、かまどの神は天ののぼって、その家の人々が行った良いことや悪いことを天帝に報告する、と信じられていた。そこで「小年」の日は、かまどを掃除して、竈君の像を描いた紙をはり、酒や食べ物などを祭る「祭竈節」とされた。〇一?…「いっしゅ」と読むと「一本の灯心」の意。「いっちゅう」と読むと香木の一片やお香、線香をひとたびくゆらすこと、「香のひとくゆり」の意。〇乱世…羅隠が生きた時代は唐滅亡(907年)前後の乱世だった。
【備考】この漢詩の作者は羅隠ではなく、北宋の宰相・呂蒙正(944〜1011)という説もある。また版本による字句の異同も多い。
  一?清香一縷煙、竈君今日上青天。玉皇若問人間事、乱世文章不?銭。
  一碗清茶一縷煙、竈君皇帝上青天。天公若問人間事、乱世文章不?銭。
  一盞清茶一縷煙、恭迎司命上青天。玉皇若問人間事、唯有文章不?銭。
  一束??一縷煙、竈君乗馬上青天。天公若問人間事、但見文章不?銭。
  一碗清湯詩一篇、竈君今日上青天。玉皇欲知人間事、為道文章不?銭。
【中国語の発音】送?君song4 zao4 jun1 ??luo2 yin3
一?清香一?烟yi1 zhu4 qing1 xiang1 yi1 lv3 yan1
?君今日上青天zao4 jun1 jin1 ri4 shang4 qing1 tian1
玉皇若?人?事yu4 huang2 ruo4 wen4 ren2 jian1 shi4
乱世文章不??luan4 shi4 wen2 zhang1 bu4 zhi2 qian2
【参考】『論語』八?第三
 王孫賈問曰「与其媚於奧、寧媚於竈、何謂?」。子曰「不然、獲罪於天、無所祷也」。
 王孫賈(おうそんか)、問ひて曰く「其の奧(おう)に媚(こ)びんよりは、寧(むし)ろ竈(そう)に媚びよとは、何の謂(い)ひぞや」と。子曰く「然(しか)らず。罪を天に獲(う)れば、祷(いの)る所なきなり」と。
 衛の国の大臣・王孫賈が、孔子にたずねた。「ことわざに、奥の間の高い位の神様に媚びるよりも、かまどの神様に媚びるほうがよい、と言います。これはどういう意味ですかね」(ここでは、奥の間の神は「お飾り」である君主、かまどの神は実権を握る大臣、を暗に指す。人が罪を犯してもかまどの神が天の神に報告しなければ、人臣が罪を犯しても大臣が君主に報告しなければ、どうにでもできる、という暗喩)。孔子は言われた。「そのことわざは間違っています。もし天罰に値する罪を犯してしまったら、どんな神様に向かって祈ろうとも、自分の罪は帳消しになるはずはありません」。
 
 
★陽関詞・中秋月
蘇軾(1037〜1101)
暮雲収尽溢清寒  暮雲 収まり尽きて 清寒 溢る
銀漢無声転玉盤  銀漢 声無くして 玉盤 転ず
此生此夜不長好  此の生 此の夜 長へには好からず
明月明年何処看  明月 明年 何れの処にか看ん
 
 ヨウカンシ・チュウシュウのツキ。ソショク。ボウン、オサまりツきて、セイカン、アフる。ギンカン、コエナくして、ギョクバン、テンず。コのセイ、コのヨ、トコシえにはヨからず。ミョウゲツ、ミョウネン、イズれのトコロにかミん。
 
【大意】「陽関の詞」のメロディーに乗せて中秋の月を詠む。蘇軾。日暮れの空の雲はすっかり消え去り、清らかな寒さがみなぎっている。銀河の無音のせせらぎを、宝石の皿のような月がめぐる。この一生のこの一夜は、いつもすばらしいわけではない。あの明るい月を来年は、どこで眺めることであろうか。
【語注】〇陽関詞…詞牌(しはい)の名前で、唐の王維が詠んだ七言絶句「陽関曲」(「元二の安西に使するを送る」とも)のメロディーで歌う漢詩、という意味。〇中秋月…旧暦八月十五日(今年は新暦の10月4日にあたる)の「中秋節」の夜の名月。一年でいちばん美しい月とされる。〇蘇軾…弟の蘇轍とともに文人官僚であった。この漢詩は北宋の熙寧十年(1077)、たまたまた弟の蘇轍と徐州に滞在して中秋の名月の夜を迎えたときに詠んだもの。当時の蘇軾は、政争や赴任、左遷など、未来が見えない官僚生活を送っていた。〇不長好…「長不好」(長へに好からず)との意味の違いに注意。「不長好」は部分否定で「永遠によいわけではない=よい時もある」。もし「長不好」だと全部否定で「よくない状態が永遠に続く」という意味になる。
【中国語の発音】???・中秋月yang2 guan1 ci2 ・zhong1 qiu1 yue4 ??su1 shi4
暮云收尽溢清寒,mu4 yun2 shou1 jin4 yi4 qing1 han2
??无声?玉?。yin2 han4 wu2 sheng1 zhuan4 yu4 pan2
此生此夜不?好,ci3 sheng1 ci3 ye4 bu4 chang2 hao3
明月明年何?看ming2 yue4 ming2 nian2 he2 chu4 kan1
 
以上