Member


環境デザイン研究室 メンバー
大学院生(博士後期課程):
    (博士前期課程):
学部4年生       : 
学部3年生       : 


Seminar


◆清里合宿(5月)

ランドスケープデザインの世界で活躍している人たちのバックグラウンドは、意外なほど多様です。建築やグラフィクデザインなど、もともとデザインに関係する分野の人もいますが、化学や文学など、全く違う分野をバックグラウンドに持つ人もいます。
ただ、どんなバックグラウンドを持つにせよ、自分が考えていることを相手に伝えるという能力は不可欠です。

農学部に入ってから造園学が農学の分野であることを知った、という学生は少なくありません。そういった学生に興味を持ってもらうことは喜ばしいことではありますが、具体的な表現手段について学んだことがない、という学生は少なくありません。
そのためゼミの最初の合宿では、3泊4日、人里離れたセミナーハウスに缶詰になってデッサンを行います。
はじめる前はどんな過酷な合宿だろうと心配する学生もいますが、実際始めてみると1時間が15分ぐらいにしか感じられないほど、みな集中して取り組んでいます。

清里合宿


◆夏合宿(8月)

大学の製図室で図面を描きます。
春学期の間、構想した公園のデザインを一気に仕上げます。
製図室で短い共同生活を送りつつ、A1の大きなケント紙に作品をまとめます。
図面の作成は、段階ごとに教員のチェックが必要なことや、学生の進捗速度がまちまちであることなどから、このような合宿形態で制作することにしています。



◆ゼミ旅行

身の回りの景観、慣れ親しんだまちなみなどは、その良し悪しを判断することが難しいものです。はじめて訪れた場所であれば、しばらくの間、そこが美しく感じられたり見にくく感じられたりするものですが、人間はいつの間にか慣れてしまいます。

海外に出てみる最大の効用は、日本にいる自分たちの身の回りのものを客観視できるようになる、ということです。
今まで気づかなかったことが、よく見えるようになります。
また、一度海外に出る経験をすれば、その後は自分一人でも気負わずいけるようになります。
そのようなきっかけを作るという意味でも、ゼミで近場の(できるだけ低予算で行ける)海外に出ることにしています。

ゼミ旅行
ゼミ旅行