対馬プロジェクト

2019年3月に長崎県対馬市との連携協定を締結し、それに基づき対馬における自動運転車両の社会実装化を目的として本プロジェクトは進められております。

中でも、同年8月には、「対馬　厳原港まつり」において、SBドライブ社の協力を得て、ハンドル・ブレーキ・アクセルが無い自動運転車両（フランス製ナビヤ社アルマ）を用いて公道実証実験を行いました。

また、9月には、本学の学生等（総勢38名）が参加するサマースクールを開催し、「地方創生とSDGｓ～持続可能な未来をデザインする～」をテーマに、対馬における諸問題につき学生が学ぶ機会を設けました。

これらの活動を基に、11月の本学アカデミックフェスで成果報告を行う予定となっています。また、今後は以下のような構想を本プロジェクトにおいて抱いています。

2020年には、メルセデスベンツ社のEV中 型バスを用いた実証実験、実装化、そして、自動運転先端技術開発・教育センターの創設を考え、その後は、 ①脱炭素船研究会の創設、②自動運転技術への再生可能エネルギーの活用に関する研究、③林業分野 への自動運転技術導入に関する研究、④地域包括ケアシステムにおける新たなモビリティの活用に関する研究、⑤ドローン宅配の実用化に向けた研究、⑥AIやIoT等の先端技術教育（人材育成）拠点の設立に向 けた検討、等を進めていく予定です。