ゴミの発生量そのものも抑える。 97 年度に本田の国内6工場がでたゴミは 18 万7,000トンで,うち89%はリサイクルに回したという。 二酸化炭素 (CO2) の排出抑制につながる省エネは,電力消費の削減が柱になります。 たとえばドア枠を黒く塗装するのをやめて黒色のテープを張ることで,塗装室の空調や乾燥のたの電力が節約できました。車体の溶接個所も車種によつては120カ所から80カ所以下に減らす計画です。 部品をトラックで運びこむ回数を減らすため,今年8月には大半の部品で 「ジャスト・イン・タイム」方式をやめる。以前は部品メーカーが工場周辺の倉庫にいつたん運び,そこから必要な部品を必要な時間に工場に納入いていたため,大きな荷台に少量の部品を積み,それこそ空気を運ぶようなものでした。5年程前から部品メーカーが一日分の部品をまとめて工場に運び入れる方式をとり始めました。かつては1日に5,000回もトラックが来ていたのが,この8月に50回に減るという。 同社では,こうした環境関連の技術をまず日本で熟成させたうえで,世界の生産拠点に展開したいと意欲的です。
ゴミの発生量そのものも抑える。 97 年度に本田の国内6工場がでたゴミは 18 万7,000トンで,うち89%はリサイクルに回したという。 二酸化炭素 (CO2) の排出抑制につながる省エネは,電力消費の削減が柱になります。 たとえばドア枠を黒く塗装するのをやめて黒色のテープを張ることで,塗装室の空調や乾燥のたの電力が節約できました。車体の溶接個所も車種によつては120カ所から80カ所以下に減らす計画です。 部品をトラックで運びこむ回数を減らすため,今年8月には大半の部品で 「ジャスト・イン・タイム」方式をやめる。以前は部品メーカーが工場周辺の倉庫にいつたん運び,そこから必要な部品を必要な時間に工場に納入いていたため,大きな荷台に少量の部品を積み,それこそ空気を運ぶようなものでした。5年程前から部品メーカーが一日分の部品をまとめて工場に運び入れる方式をとり始めました。かつては1日に5,000回もトラックが来ていたのが,この8月に50回に減るという。 同社では,こうした環境関連の技術をまず日本で熟成させたうえで,世界の生産拠点に展開したいと意欲的です。