ICTメディア編集U 2025103

 

コンピュータアニメーション(1)

 

コンピュータを用いた動きの表現:

 

      写真画像を時系列的に並べて画像の切り換えを素早く行うことで,ビデオ映像は実現可能です.

 

      コンピュータ内の画像の切り換えを素早く行うことで、動きを(強調して)みせるコンピュータアニメーション

 

      物理的な計算に従って運動や流れをモデル化し、コンピュータプログラム等の実行によって動きを表現するコンピュータシミュレーション

 

アニメーション(Animation)とは:

アニメート(animate)生命を吹き込む、活気づける、動画にする。

語源:  ラテン語の animatus :「生かす」、「生命を与える」という意味からきています。

ノートのページの端などに、ページ毎に少しずつ変化させて絵を描いて、それをパラパラとめくると、描いた絵が動いているように見えるパラパラ漫画といわれるものになるのは,ご存知でしょう。

説明: 説明: Ani-sakaagari

「今でも逆上がりができますか?」

説明: 説明: Ani-sakaagari0 1 説明: 説明: Ani-sakaagari0 2 説明: 説明: Ani-sakaagari0 3 説明: 説明: Ani-sakaagari0 4 説明: 説明: Ani-sakaagari0 5 説明: 説明: Ani-sakaagari0 6

6枚の絵の切り換え

 

これがアニメーションの原点で、少しずつ異なった絵を連続的に見せると、絵から動きを表現でき、生きているように見えます。

 

狭い意味でアニメーションを解釈すると,実写映像やシミュレーション映像とは区別されることになります.

実写映像とは、実際の風景や出来事、演技などをカメラで撮った映像のことです.

アニメーションでは、1コマずつ絵や画像を作ることに特徴があります。実際の粘土人形などを少しずつ動かして1コマずつ撮影することもアニメーションとなり、クレイアニメーションと呼ばれています。

シミュレーションは、ある事象を正確に映像として再現することを目的としているのに対し、アニメーションは、芸術性や創造性を考慮して映像を作り出し、生き生きと生命感を表現することを目的としているといえます。

 


加藤晋のページへ | ICTメディア編集U | コンピュータアニメーション(2)