グラフの作成(2)
4.代表的グラフの種類
1.折れ線グラフ
o
ひとつの事物や現象の、時間の経過に基づく連続的変化がひと目でわかる。
o
線の形を変えることで、複数の対象を同時に見ることができる。
o
期点を0とし量的変化を縦軸に、時間的変化を横軸にとる。
2.棒グラフ
o
棒の長さ・高さによって、ある時点における複数の事象の状態変化を比較する。
o
縦棒と横棒グラフがある。
o
期点は0とし、表示量にばらつきのある場合は途中を省略する。
o
棒の配列は順序が決まっていなければ左から高い順(横棒では上から長い順)にする。
3.帯グラフ・構成比率グラフ
o
全体を100として構成要素の比率を表す。
o
帯の数を増やすことにより、多数の他の事象と比較可能である。
o
構成比の大きい順に左から表示する。
o
比率数を棒の中に表示する。
4.円グラフ
o
円全体を100として構成要素を比率で表す。
o
パイグラフとドーナッツグラフがある。ドーナッツグラフは構成比率を大分類と小分類に分ける場合に使う。
o 比率を中心角度に換算する。(構成比率%×360)÷100=中心角度
o
項目の配列は時計の12時を基線として、時計まわりに大きい順にする。
o
円内円に総数や実数を記入する。
5.複合グラフ
o
折れ線グラフや棒グラフなどを組み合わせ、主軸と第2軸を持たせ複数の項目や数値を1つのグラフ上で表現する場合に使う。下のグラフは例が悪いのですが,左右の縦軸の表す量や単位が異なるものとなる場合が多く,1つのグラフで比較や関係性を明らかにできる特徴があります.
これは,棒グラフと帯グラフとの複合となっている
(以上,グラフの出典は,総務省の統計データによる)
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