7月4日 情報の視覚化についての演習
情報の視覚化についての演習(既にグラフの作成などは一度行っていることを前提)
これまでに行った複合グラフの作成において、演習課題とした「演習例題(2)」のデータを用いて,これらのデータから読みとれる情報を整理し,プレゼンテーション用のスライド資料を作成しましょう。
・ アプリケーションソフトは、MS-PowerPointを用い、プレゼンテーション用のスライド資料にする。
・ スライド資料として、1ページ目(上記で示したプレゼンテーションの表紙)にタイトルや所属、名前、2ページ目以降に内容をわかりやすいように配置してください。レイアウトやグラフ、文章、タイトルなどを自由に工夫し、視覚に訴えるものとなるようにしましょう。
・ プレゼンテーション用のスライドは、何ページとなってもかまいません。
(演習課題用のデータ)
演習例題(2): 前回までに、演習問題として、以下に示す問いに回答を求めて、アンケートで回答していただいています。本日の課題は、既にしていただいた、グラフ作成や読み取れることについて、PowerPointのスライドとして、プレゼン資料にまとめていただくことを演習課題とします。
数値情報:2003年の東京の平均気温とビールの出荷量のデータを以下に示します.(ビール酒造組合資料(国内主要5社データ),気象庁資料より)
以下のデータをExcelにコピーして,セルの書式設定で表示形式を整えて表を完成してください.
平均気温(東京)(度) |
ビール出荷量(kl) |
|
1 |
5.5 |
221366 |
2 |
6.4 |
217185 |
3 |
8.7 |
293518 |
4 |
15.1 |
311359 |
5 |
18.8 |
327715 |
6 |
23.2 |
405015 |
7 |
22.8 |
399664 |
8 |
26 |
379323 |
9 |
24.2 |
315034 |
10 |
17.8 |
300526 |
11 |
14.4 |
308723 |
12 |
9.2 |
455253 |
このデータから,複合したグラフを作成してみましょう.
2)他のグラフとして散布図を作成し,散布図から読み取れることについて考えて見ましょう.
・エクセルの表のセルの「平均気温(東京)(度)とビール出荷量(kl)」とその下の数値を選択して、グラフの「散布図」を選択し、グラフを作成してみましょう。(横軸が平均気温で、縦軸がビールの出荷量)のグラフで、値が点で示されたものです。
・また、点の1つをマウスの右ボタンで選択し、プルダウンのメニューを表示させて、その中の「近似曲線の追加」を選択します。右側に出てくる近似曲線の書式設定で、「線形近似」が選択されているとグラフに各点から求められたグラフの傾向を示す近似直線が表示されます。この線からもデータの傾向がわかります。
・さらに、近似曲線の書式設定の下の方にある「グラフに数式を表示する」のチェックボックスをチェックします。すると、近似直線のところに数式が示されます。この式のXに気温としての値をいれると、ビール出荷量を出すことができます。
※絵グラフなどにグラフを変えることで、インパクトのあるプレゼン用スライド資料にしてみましょう。
※スライドの切り替えや表示には、本日説明した動きを付けることの工夫もしてみてください。
演習における読み取れることについては、既に回答を前回のアンケートでいただいていますので、それを書き込んでみて、プレゼン用資料を作成してください。