広告チラシの作成について
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広告:コミュニケーション手段の一つ.プレゼンの一種であり,チラシ(広告するために人に配る印刷物)は,プレゼン用の資料の一種と考えられる.
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広告についての議論は,「広告論」など,商学部,政治経済学部,経営学部の分野である.
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企画書や報告書において,5W1Hをはっきりと意識して書くことが重要であるといわれています.広告においても,5W1Hを意識して作成することが効果を引き出すためには重要です.
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5W1H:Who(誰が),What(何を),When(いつ),Where(どこで),Why(なぜ,何のために),How(どうやって)
広告する者,広告を受ける者,広告されるもの,広告時間,広告の目的,広告提示の方法,その他などを意識することが重要となる.
広告チラシの作成において何が重要か?
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人目を引く
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キャッチコピー
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ビジュアル(絵,写真)――技術的な画像の面白さ,インパクト,わかりやすさ,読みやすさ,印象
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内容――伝えたい情報,必要最低限の情報
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購買意欲を引き出す.―――何が決めてか?
今回の課題の場合
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何が決め手になると予想されるか?
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見た目のきれいさ.
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インパクト.
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色彩,色,文字の形状,広告内容と雰囲気.
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魅力的な情報提示があるか
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完成度.
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仮想店舗なので,内容で勝負はできない(安さなどは無視).
広告物の表現の方法:直接的,間接的(例えば,広告物を連想させる画像,絵を用いる)
色彩,模様,字体,絵,写真によっても,イメージがかわる(洋風,和風,雰囲気が出る)
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広告チラシ:
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情報の詰め込み型:情報量の多さとその内容が決め手.例えば,広告物(商品)と価格の列挙(文字,写真):薬局,スーパーマーケット,電気店など.
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イメージ重視型:広告物(商品)とそれに付随するものの雰囲気やイメージを重視したものでその印象が決め手.例えば,広告物(商品)そのものだけでなく,店舗やその周辺の良いイメージを印象的に伝える:不動産,飲食店など.
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上記の複合:季節ものの広告物などでは,イメージを重視し印象を高め他の情報も盛り込み見てもらうことが決め手:デパート,百貨店,不動産など.