資料作成のポイント(4)
進出色と後退色について
前に飛び出して近く見える色:進出・膨張色
後ろへ下がって遠く見える色:後退・収縮色
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進出・膨張 |
後退・収縮 |
明度 (明るさの度合い) |
明色 (淡い色) |
暗色 (濃い色) |
色相 (色合い,色調) |
暖色系 |
寒色系 |
彩度 (色の鮮やかさの程度) |
高彩度 (さえた色) |
低彩度 (くすんだ色) |
暖色系
黄系統(赤、橙、黄、ベージュなど)
寒色系
青系統(水色、青、紺、青緑、青紫など)
上の2つの四角形の図では、左右どちらが近づいて見えるでしょうか?
資料の配色によって,印象がかなり異なることに注意しましょう.
色の組み合わせ(色の対比)は重要になります.
Ø 補色対比(反対色の組み合わせ):色相のズレが最も大きく,彩度が高く見え,最も印象的といわれる.
Ø 明度対比:明度差の強調により,暗い部分や明るい部分を印象付けられる.明度差が大きいもしくは,差の接する部分が大きいほど強調される.
Ø 色相対比:色相のずれた色の配色により,上記の補色対比に近く,印象的になる.
Ø 彩度対比:周囲の入りとの対比で,彩度差が強調され,鮮やかな部分やくずんでいる部分の印象付けられる.
Ø 面積対比:色の占める面積によって,彩度の印象が異なる場合がある.
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色相環