国際会議OFC2019 (Optical Fiber Communications Conference)において,学部4年生が口頭発表を行いました(2019年3月4日)

 アメリカ,サンディエゴにおいて開催された国際会議OFC2019 (Optical Fiber Communications Conference)において,学部4年の野澤さんが口頭発表を行いました。
 この国際会議は,毎年アメリカで開催される光ファイバ通信関係の国際会議で,光ファイバ通信関係では,世界最大かつ最も技術レベルの高い国際会議です。論文の採択基準は極めて厳しく,真に価値のある論文のみが口頭発表を許されます。今回の野澤さんの論文は,光ファイバ中で生じるブリユアン散乱光の位相をディジタルコヒーレント技術で解析し,その結果をまとめたものです。これまで,ブリユアン散乱光の位相特性については,理論的には予測されていましたが,実験で確認した論文はなく,今回の論文ではブリユアン散乱光が波束状の変化をすることや,通過光の位相雑音特性を世界で初めて実験的に示しました。

発表論文
S. Nozawa and S. Ryu, "Investigation of optical phase characteristics of Stokes and transmitted light in fiber Brillouin scattering," paper M4C.1.

 

          
      





















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