はじめに

 本講義では,多くの機械エンジニアにとって必須のテーマ,工学文書作成の基礎とコンピュータ・プログラミングの基礎を扱います.

報告書,マニュアル,論文等,エンジニアであるかどうかにかかわらず,社会では正式な情報伝達は文書で行います.これらの文書には,少なからずルールが存在します.本講義ではまず,工学文書の作成方法について,厳選した内容について勉強します.

 次に,コンピュータのソフトウェアプログラミングについて学びます.現代の機械はそのほとんどすべてがコンピュータによって制御されているか,計測されています.コンピュータによって計測・制御するためには,回路を作ると共に,ソフトウェアを設計,製作しなければなりません.このプログラムを作るのは,機械のことをよく知る,機械系の人が行うことが最も適しています.ここでは,コンピュータのプログラムの作成方法について,その初歩を学びます.(回路の設計については,メカトロニクス実習で学習します)

教室と担当者

6組

担当 黒田洋司

教室 0603

TA 青谷芳宏,町中希彰(ロボット工学(黒田)研)

5組

担当 川口達也

教室 A201

TA 家永 昂,澤橋遼太(ロボット工学(黒田)研)

自宅のコンピュータで自習できるようにしよう【準備】

コンピュータ言語と英語などの言語は,意思を伝える相手が人間かコンピュータかの違いであり,英語などと同質の「言葉」の仲間です.従って,習得する最も効果的な方法は,「使うこと」です.プログラムをたくさん作り,試すことを繰り返して初めて習得可能になります. 今後も必要な技術ですから,自宅のコンピュータで使えるようにしよう.


Windowsの場合

Windowsの場合,一番簡単なのは Borland C++ Compiler 5.5をインストールすることでしょう.必要にして十分な機能をもつC++コンパイラがフリーで利用できます. Borland C++ Compiler 5.5のインストール方法は,以下を参考にしてください. その他,「Borland C++ インストール」などのキーワードで検索すると,数多くの解説が見つかります.

Borland C++の導入方法(コンピュータ機械工学のページ)

プログラムを入力するためにはエディタが必要です.

Windows用エディタ

サクラエディタのページ

Macの場合

Macの場合はXcodeをインストールします.Xcodeをインストールすることで,最強のコンパイラの一つである gcc や g++ が利用できるようになります.以下のリンクにXcodeをインストールする方法があります.Xcodeは無料で利用することができます.入手はApp Storeから.また,検索すれば,Xcodeに関する数多くの情報が入手できます.

Apple社のサポートサイト

Mac用エディタ

MIエディタのページ
【注意】授業では Borland C++ を使用します.gcc/g++は,Borland C++と多少の違いがあり,同じプログラムでもコンパイルできなかったり,実行結果が異なったりすることがあります.レポート提出する際は,かならず Borland C++ でコンパイルし,実行結果を確かめてから提出してください.

MacでWindows

他に,MacでWindowsまたはWindowsアプリケーションを動かすという手もあります.これを使えば,Mac上でBorland C++を動かすことも可能です.実際に動かすには,商用のアプリケーションを利用するか,または無料のソフトを導入する必要があります.無料ソフトの導入にはそれなりに知識が必要です.

例えば,
  • Boot Campを用いる方法(別途Windowsが必要です)
  • Parallels Desktopを用いる方法(Parallels DesktopとWindowsが必要です)
  • VMwareを用いる方法(VMwareとWindowsが必要です)
  • Virtual Boxを用いる方法(Windowsが必要です.Virtual Boxは無料です)
  • Wineを用いる方法(Wineは無料です.Windowsも必要ありません)