明治大学理工学部物理学科 Department of Phisics, Meiji University

卒業後の進路

卒業生とのQ and A

志田裕美
  • 志田 裕美(2007年度 明大大学院基礎理工学専攻物理学系修了)
  • オリンパス

Q: 在学中、いちばん夢中になった授業や実験を教えてください。
A: 物理学実験では講義で学習した内容を実際に体験し、観察することができる良い機会でした。自然の中にある物理現象を面白いと思う方たちなら好奇心をくすぐられると思います。先生方や大学院生も親身にフォローしてくださいます。

Q:大学時代の実験・研究の中で、現在役に立っていると感じるものはありますか?
A: もっと社会を見つめ自分の将来を考えておけば、大学のうちに具体的に身につくものがあったかもしれませんね。研究室で教わった未知のことに対する「考え方」や、繰り返し実験に取り組む「忍耐力」は経験しておいて良かったと今になって思います。

Q:就職先を決める上で、大切にしたことを教えてください。
A: 勤務地、平均年収、福利厚生もろもろは生活していくために重要ですから、基本情報は大切でした。現実的な決め方をしてしまいましたが、もっと夢やチャレンジ精神を持ってやりたいことを追求するべきで、時代もそんな人材を求めていると今は感じています。

Q:思い出に残る先生との出会いはありましたか?
A: 研究室でお世話になった二人の先生に出会えて良かったです。先生方はそれぞれ違う考え方をもち、研究のアプローチの仕方も異なります。勉強になりました。迷惑もたくさんおかけしましたが、優しく支えてくださって感謝しています。

Q:「物理学科でしか味わえない!」感動を教えてください。
A: キャンパス内では単位取得が大変だという噂の学科です。友達と協力して勉強してみるとなんともいえぬ達成感と感動が?たまには徹夜もいい思い出になりますよ。

Q:まだ見ぬ後輩に伝えたいことはありますか?
A: 興味を持ったことはどんどんチャレンジしてみてください。些細なことでかまいません。フォローしてくださる先生方や環境があります。社会に出てしまうと、時間と機会をつくるのは驚くほどの精神的、肉体的パワーが必要です。ぜひ世界でただ一人の存在になって下さい。