過去の活動例

第7回 発明工夫展

2019年1月26日-27日

2019年1月26日、27日の2日間にわたり「第7回 発明工夫展」が高津区溝の口の「てくのかわさき」4階展示室にて開催されました。

27日には表彰式が行われ、発明くふう作品部門では「ライトでお知らせポスト」、夢絵画作品部門では「海を守るぞシャークリーン」がそれぞれ発明クラブ会長賞に選ばれました。

「ライトでお知らせポスト」は、IchigoJamを搭載した郵便ポストで、郵便物が届くとライトが点灯して知らせてくれます。

何度もポストを見に行くのが大変な足腰の弱い方達も、このポストなら届いた時にだけポストに足を運べばいいので助かりますね。

発明した会員は、届いたものの量に応じて、点灯するライトの数が増えていくように調整するところが特に難しかったそうです。試行錯誤をして、とても素晴らしい作品ができあがりました!

「海を守るぞシャークリーン」は、いま環境問題になっているマイクロプラスチックなどの海のゴミを食べてくれるジンベエザメ型ロボットです。

元々海にいるジンベエザメの形状をしていることで、他の生き物達を怖がらせずに掃除ができるそうです。海の生き物への優しさ溢れるアイデアですね!

表彰式には、たくさんの来賓の方々にお越しいただき、ご祝辞、お言葉を頂戴いたしました。

お話の中でいろいろな作品を褒めてくださり、子供たちも努力を認めていただけたと感じ、また、次の発明に向けてのやる気も湧き出てきたようでした。

表彰式の合間には、昨年12月全国少年少女チャレンジ創造コンテスト(チャレコン)に出場した『チームパンダ』が、「音楽と芸術のまち川崎」を表現した山車の走行を披露してくれました。

賑やかな音を鳴らしながら、太陽の塔が高く伸びるパフォーマンスが成功すると、会場からは大きな歓声が上がりました。

今回の発明工夫展では、「3D(立体)万華鏡を作ろう!」と「多角形ジャバラ折に挑戦しよう」という2つのワークショップも同時開催されました。

「3D(立体)万華鏡を作ろう!」では、2枚の偏光板の間に、屈折フィルム製の具材を入れて紙コップ型の万華鏡を作りました。

LEDの光を当て、万華鏡を回すと、様々な模様や色の変化を楽しめます。子ども達は、色々な具材を試しては、お互いに見せ合って、鮮やかな万華鏡の世界を満喫していました。

「多角形ジャバラ折に挑戦しよう」では、色画用紙に折り目をつけ、端から順に折っていくペーパークラフトを作りました。

折る作業は難しく、大人も苦戦していましたが、最難関の八角形ジャバラ折にも根気強く挑戦する子ども達の姿が見られました。

ワークショップには、会員に加えて外部のお子様達にも多数ご参加いただき、一緒に工作を楽しみました。