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マルチボディダイナミクスは、自動車、鉄道車両、建設機械、宇宙構造物、精密機器、音響機器、ロボットといったシステムのダイナミクスを、コンピュータを利用して解析し、設計に役立てる学問分野です。コンピュータ支援設計の分野、すなわちCAD、CAE、CAM の一端を担っており、さらには制御の分野とも結びついて発展してきています。このような分野の最先端の研究動向を、研究の事例紹介および最先端の論文講読を通して把握していくことがこの研究会の目的です。 マルチボディダイナミクスの学問的背景は、拘束条件を持つ多体力学問題の力学原理の解釈と、コンピュータ向きの定式化にあります。ニュートン・オイラーの運動方程式、Hamiltonの原理、Lagrangeの方程式、Kaneの方程式、Gibbs-Appel方程式などの古典的と思われる力学原理からの再構築が含まれます。ここに最先端の研究が生れる土壌があります。近年では、柔軟体を含めた取り扱いを可能とするフレキシブルマルチボディや、接触問題を含めたシミュレーションなど、対象とする現象やシステムを拡げる取り組みが行われています。一方、基本的・基礎的な内容では、例えば拘束力とLagrangeの未定乗数の意味、DAE(微分代数方程式)の解き方、Penalty法の解き方や意味、など多くのテーマがあります。これらを学び、メンバー相互の情報交流を図って、日本の教育界と産業界に貢献していくことを本研究会の活動趣旨としています。 研究会には特に定員を設けておりません。参加ご希望の方は、研究会の代表幹事あるいは日本機械学会機械力学・計測制御部門事務局までお問い合わせください。 |