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半身回遊立体(2023〜)
2枚の鏡を直角に交わるように立てて、1枚の鏡に頭部または尾部の半身をつけると、それから全身が生まれ、もう一つの鏡で向きを変えます。この立体を二つ組み合わせると、向きがそろって輪をなします。
シーンを上から見下ろしたところ
M1、M2:垂直に立てた鏡
黒で示した部分(S,T):実際の立体
灰色で示した部分:立体が鏡に映った姿
「ブタの半身回遊」
1番左のブタの尾部の半身と、右から2番目のブタの頭部の半身だけが本当の立体です。それらを鏡に押し付けると、全身が現れます。そしてそれが、もう一つの鏡の中で向きを変えます。
その結果、4匹のブタが向きがそろって輪をなす姿が現れます。
半身を表す立体2個から全身像が四つが生まれて向きがそろった輪になります。
半身から全身が現れる立体と、全身を鏡に映すと左右反転する立体を組み合わせることによっても、向きがそろった輪を作ることができます。
半身立体を鏡に接着すると、空中に浮いたものも表現できます。
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