HAIKU 俳句

| 「うつくし」や | 単純に「美しい」ではない。古語「愛(うつく)し」「厳(いつく)し」「現(うつ)し・顕(うつ)し」等のイメージも重なっている。 |
| 「障子の穴」の | 障子に穴があいているような、わびしい住居。定命(じょうみょう)の人間や生き物など「mortal」たちが住む「此岸」の象徴。 死ぬかもしれない病気にかかるのは、平凡な日常生活に突如「穴」があくようなものである。 |
| 「天の川」 | 「穴」の向こうには、星や神仏などの「immortal」たちが住む永劫の「彼岸」が広がっている。 |
和語「ウツシ」 移し・遷し、写し・映し → ウツシヨ(現世)