East Asian Arts, lecture by KATO Toru, 東アジア芸術論(明治大学・国際日本学部・加藤徹担当)

genre　ジャンル

Last updated 2019-3-20 Since 2019-5-24

「芸術として一般に認知されているジャンル」と、「人によっては芸術として認知されるジャンル」がある。例えば、絵画や音楽は芸術のジャンルとして認知されているが、アニメや料理を「芸術」と見なさない人もいる。

東京藝術大学(Tokyo University of the Arts)の学部・学科・研究科、等

【学部】2学部14学科
美術学部（絵画科・彫刻科・工芸科・デザイン科・建築科・先端芸術表現科・芸術学科）
音楽学部（作曲科・声楽科・器楽科・指揮科・邦楽科・楽理科・音楽環境創造科）
【大学院】4研究科
美術研究科・音楽研究科・映像研究科(映画専攻・メディア映像専攻・アニメーション専攻・映像メディア学専攻)・国際芸術創造研究科(新設)

典拠：東京藝術大学のHP http://www.geidai.ac.jp/ 2017-4-14閲覧

※東京藝術大学には「言語芸術(文学、他)学科」や「舞台芸術学科」はない。その理由はなぜか？　考えてみよう。
※大学院には「アニメーション」を含む映像芸術の研究科があるが、学部には「映像学部」は(2017年時点ではまだ)ない。その理由を考えてみよう。

文化や芸術の区分　classification of cultures and fine arts cf.[terminology and technical terms　術語・用語]

「日本の芸術」「日本風の芸術」「日本的な芸術」
cf.Japanese,Japanesque,"Japantic"等の単語の違い。"Japanese art"や"Art of Japan"、"Art in Japan"のニュアンスの違い。
時間芸術・空間芸術・総合芸術
　temporal art, spatial art, total art (独 Gesamtkunstwerk)
　cf.コトの芸術、モノの芸術、ヒトの芸術
「次元」による芸術の区分→後に「2.5次元」芸術などの発想へ
　cf.Charles Tamkó Sirató(1905-1980), Manifeste Dimensioniste(1936 Paris)、加藤徹「京劇はポストモダン　――二・五次元芸術という考え方――」(『ポストモダンを超えて』副題「21世紀の芸術と社会を考える」平凡社, 2016，pp259-314), ISBN-13: 978-4582206449
世代累積型集団創作 creation by generationsと個人創作
　　集団創作 group creation ←→ 個人創作 individual creation、独立創作 independent creation
有形文化 tangible culture ←→ 無形文化 intangible cultural
　cf.ユネスコ UNESC の無形文化遺産 Intangible Cultural Heritage
ハイカルチャー high culture
　←→ ポピュラーカルチャー popular culture、ポップカルチャー pop culture、マスカルチャー mass culture
メインカルチャー main cultue
　←→ サブカルチャー subculture、ストリートカルチャー street culture
地方文化 local culture ←→ 都市文化 urban culture、地球文化 global culture
大伝統 great tradition ←→ 小伝統 little tradition
表層文化 surface culture ←→ 基層文化 fundamental culture, deep culture, basic culture (こちら)
前近代の芸術、近代の芸術、『複製技術時代の芸術』、デジタル時代の芸術
Pre-modern Culture, modern culture, Das Kunstwerk im Zeitalter seiner technischen Reproduzierbarkeit, culture in digital age

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