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ミクロ電子物性研究室 / Solid State NMR Laboratory

核磁気共鳴(NMR)という物理現象を利用して,物質が極限環境(極低温,強磁場)下で示す
磁気相転移に関する実験研究を行っています。NMRは原子核を物質に埋め込まれた磁気センサー
として活用する実験手法で,物質に照射した数十〜数百MHzの電磁波の吸収の様子から,物質
中の原子や電子のミクロな運動状態に関する情報を得ることができます。(学部生向け資料)
医療(MRI)や遺伝子解析,化学分析等,様々な分野に応用されています。

所属・所在地:
明治大学 理工学部 物理学科
〒214-8571 神奈川県川崎市多摩区東三田1-1-1 (アクセスキャンパスマップ
第二校舎6号館 2階 6209室(研究室)・6214室(実験室)

研究分野:
核磁気共鳴(NMR)法による固体物理学の実験研究

研究内容:
極限環境(極低温・強磁場)における磁性体の相転移と異常物性
主な研究テーマ:
(1) 鎖状・層状構造を持つ磁性体(低次元磁性体)の磁気相転移とスピン動力学
(2) 格子と結合した量子スピン系における構造相転移と磁気異常
(3) 鉄族・希土類化合物におけるスピン・軌道自由度の複合秩序

2025年度メンバー:
教授
菊地 淳

過去の所属メンバー


Updated on April 10, 2025

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