研究所の方針

御挨拶

この度、明治大学島嶼文化研究所を開設しました。私、山内健治(研究代表者)は社会人類学を専攻をしております。様々な島のかかえる問題を理解し、そのよりよき未来を考えるためには、まず、その島の人々の生活の知恵に学ばなければならないと考えています。私たち日本は、まぎれもなく島国であります。その島国は例えば伊豆諸島、、瀬戸内の島々、対馬、五島列島・三島村、トカラ列島、奄美大島、沖縄本島、宮古・八重山諸島他、多くの島々によって構成されています。各島々は、地場産業の衰退・過疎化・高齢化になやんでいたり、基地問題に長く苦悩し続けてきた島もあります。本研究所は、それらの問題に単なる学問的関心からアプロ―チするのではなく、写真家、ジャーナリズム他、関係各機関・人材と連携し新たなる将来像を構築していきたいと考えています。よろしくおねがいもうしあげます。

研究所の歴史

2016年4月29日  祖国復帰前に、現沖縄市(コザ)で起きたコザ騒動について当時現場にいた市民・のちの研究者を含めシンポジュウムを開催。その歴史的意義を解析した。
2017年4月29日 国際社会の中の沖縄・奄美シンポジュウム開催
同日 特別記念講演  渡邉欣雄氏  クライナー・ヨーゼフ氏に講演依頼 
現在。沖縄県読谷村・沖縄市の強制移転村の社会人類学的調査実施年