「仮面土偶」

 

■「仮面土偶」を横から見ると、たしかに仮面をかぶっているように見える。

■縄文時代後期には現在の長野県でじっさいに団子鼻つきの土面が使われていたので、この土偶も仮面をつけたシャーマンの形をかたどっているのかもしれない。

■この土偶は、ある特定の人物の墓から副葬品のようにして発見された。墓の主はシャーマンだったのだろうか。(→発掘時の再現写真

 

高さ34cm

縄文時代後期
紀元前2000年
長野県茅野市中ツ原遺跡

茅野市尖石縄文考古館

(尖石縄文考古館では仮面土偶のレプリカも販売されています。)

| 蛭川研究室 | 仮想人類学博物館 |

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