佐原 徹哉著『極右インターナショナリズムの時代-世界右傾化の正体-』
(有志舎、2025年7月30日発行)

  • 概 要

    なぜこの時代に「右傾化」が世界中で進行しているのか。欧米で広がる 極右政党の台頭と反イスラムの風潮、中東を中心としたムスリム諸国で の宗教右派の台頭、西側リベラル政治勢力の後退にもかかわらず加速し 続ける新自由主義経済政策――。一見するとバラバラに映る現象の背景 には、実は共通する力が作用している。本書は極右思想のネットワーク 化とその思想の広がりを、特定の国家・民族に限ることなく、地域横断 的に分析することを通して、世界的な「右傾化」メカニズムの解明に挑む。 (本書カバー裏面の解説より)

  • 目 次
    • 序 章極右勢力の世界的な台頭
    • 第1章カウンター・ジャハード主義とは何か
    • 第2章ジハード主義とムスリム諸国の右傾化
    • 第3章我々はヨーロッパ人種だ!
    • 第4章ブルガリアの新自由主義経済政策と極右勢力の台頭
    • 第5章バルカン・ルート
    • 終 章世界の右傾化の正体