課題1で求めた決定係数は、近似曲線の次数が増えるほど1.0に近づいていく性質がある。そのため、重回帰分析で用いられる自由度調整済み決定係数 R2f により、次数の影響を考慮する。
課題1で作成したプログラムを改良し、自由度調整済み決定係数の値が最大となる近似式の次数を特定するプログラムを作成せよ。
自由度調整済み決定係数は次式で定義される。
課題の進め方
- 提出ファイルは"9_2.cpp"とすること。
- 課題1と同じ計測データファイルを用いること。
- 各次数に対する自由度調整済み決定係数の計算結果を画面に出力すること。
- 実行例は以下の通りである。値は適当であるため注意すること。
Z:\compmech\ex9>9_2.exe
----- adjusted R^2 of the calculation results -----
m = 1 0.9020768
m = 2 0.9781473
m = 3 0.9792679
m = 4 0.9793977
m = 5 0.9793594
m = 6 0.9793180
m = 7 0.9793394
m = 8 0.9793013
m = 9 0.9792594
m =10 0.9792168
----- degree for maximum adjusted R^2 -----
m = 4