授業概要
数値計算の基礎1(明治大学理工学部 2016年度秋学期月4)
「プログラミング」の基礎を学ぶ。本講義では R 言語を使用し,演習を通して実際にプログラムが書けるようになることを目標とする。計算機の基本的な使い方を身につけた後の,計算機を数学の学習に役立てるための第一歩である。
成績評価の方法
- 試験50%,レポート50%
- レポートは1回,上記の目標に沿ったレポートを提出してもらう.提出の仕方は追って案内する.
- 期末試験は通常の筆記試験で,内容は統計解析について.詳細は追って案内する.
レポート提出詳細
- 締切は2017年1月25日(水)日本時間17:00
- 以下のうち1つを選んで,Rmdファイルを作り,knitrでhtml化してレポートを作成すること.
- 2nCnを計算する
- n人いたときに,誕生日の同じ2人がいる確率
- 「コラッツの問題」で自然数nから始めて1となるまでの操作回数
- 自然数nが与えられたときに,nの約数の総和を計算する(約数関数)
- n以下の素数の個数
- 提出方法はメール.以下のルールを守ること.
- アドレスはmeiji.ac.jpのものから送ること
- 宛先はmiyabe@meiji.ac.jpとすること
- 件名は「2年16組??番名前,数値計算の基礎1レポート」とすること
- Rmdとhtmlを共に添付ファイルとすること
- 適切な署名をつけること
学生レポート紹介
参考情報
教科書
「Rstudio ではじめる R プログラミング入門」,Garrett Grolemund 著,大橋真也監修,長尾高弘翻訳,オライリー
参考書
- 「みんなの R-データ分析と統計解析の新しい教科書」,Jared P. Lander,マイナビ
オンラインの情報
授業内容
- 9月26日:1章 基本中の基本
- 10月3日:2章 パッケージとヘルプページ
- 10月10日:3章 Rのオブジェクト
- 10月17日:4,5章
- 10月24日31日:7章 プログラム
- 11月7日:9章 ループ
- グラフ作成:plot
- レポートの作成:knitr
期末テストおよび成績
- テストおよび解答
- 平均点: 47.1点
- ヒストグラム

- 最終成績:受講者22人,受験者17人,S2人,A3人,B7人,C5人
授業アンケートより
- 教室の場所によってはホワイトボードの字が見えなくなる.=>
教室にはホワイトボードがありましたが,わずかでも使うべきではなかったと思います.
他の方法で対処します.
- 面白かった.ためになった.if, forが理解できてよかった.
- 最後のレポートが大変.最後のレポートはもっと難しくても良い.=>両方の意見がありました.
- 説明が早いときがある.=>どこが早かったのか,演習の時間にでも教えてください.
- 演習や例題を増やして欲しい.=>これは検討しましょう.