第4回部活報告 2014年3月15日(土)
日  時:20143月15日土曜日 13:00〜17:00
場  所:明治大学駿河台キャンパス研究棟4階第7会議室

演者:金沢文緒(日本学術振興会特別研究員・美術史)
報 告:現実と虚構のはざま―18世紀ヨーロッパにおける景観画の展開

(以下荒又さんのメールより)
>> 昨日3月15日、明治大学の会議室において、
>> 美術史の金沢文緒さんをお招きし、「景観画」に関する研究会を行いました。
>> 参加者は4人という、非常に贅沢な場となりました。
>>
>> 景観画は美術史分野でも研究が少ないのだそうです。
>> その中で金沢さんの講演は、現在の景観画研究の動向、
>> カナレット、ベロットという二人の画家の紹介、
>> 景観画に都市が多く取り上げられる理由、
>> 景観画がオランダからイタリアに伝わり、ヨーロッパに広がる歴史、
>> 景観画に用いられた技術や手法、
>> 注文主の意向の反映の仕方、価値を高めるための風景画の手法の導入、
>> ドレスデンやワルシャワにおける景観画に基づいた都市再建など、
>> このジャンルの絵画についてきわめて多彩な知識が得られるものでした。
>>
>> 私自身がずっと学びたいと思っていた分野でした。
>>
>> 講演後は「オステリア バルバロッサ」で議論の続きを行いました。