Python入門(8) Pythonの予約語

いまさらであるが、プログラム言語ではいくつかの文字列は他の目的のために変数名などに使うことを禁止している。 それらの語を予約語（ reserved word）という。

Pythonでは予約語はversionによって多少違っている。 次のはPython.27の予約語である。 次は

Python 2.7の予約語

and	as	assert	break	class	continue
def	del	elif	else	except	exec
finally	for	from	global	if	import
in	is	lambda	not	or	pass
print	raise	return	try	while	with
yield

予約語の取得

今使っているPythonでの予約語は次のようにして知ることができる。 keywordモジュールをインポートすると、keyword.kwlistにリストとして格納されている（一行が折り返されて表示されないので、横にスクロールしてして欲しい）。

>>> import keyword
>>> keyword.kwlist
>>> ['and', 'as', 'assert', 'break', 'class', 'continue', 'def', 'del', 'elif', 'else', 'except', 'exec', 'finally', 'for', 'from', 'global', 'if', 'import', 'in', 'is', 'lambda', 'not', 'or', 'pass', 'print', 'raise', 'return', 'try', 'while', 'with', 'yield']
>>> len(keyword.kwlist)
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自分で定義できる変数名や関数名には、予約語はもちろん使えないが、Pythonの標準的クラスや組み込み関数とも重ならないようにする配慮も必要だ。

for int in keyword.kwlist:
    print int

上のように書くことはできるが、int は整数型 int としての意味があるので、コードの可読性を低下させてしまう。

>>> i = 3
>>> type(i)
int

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