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Gnuplotを使う
PythonからGnuplotを使う
Python内から直接Gnuplotを使うには、gnuplotプログラム自身とPython2.2以上、およびPythonの数値計算パッケージ NumPy がインストールされている必要がある。 Gnuplot.py - SourceForgeからインストーラをダウンロードしてセットアップする。 Pythonスクリプトから
import GnuplotとインポートできればOKである。 詳しい使い方は、 Gnuplot.py の使い方などを参考に。
上形泰英さんからのコメント
gnuplotでの画像出力について
gnuplotでの基本的なグラフの書き方については, Google等で検索したほうが分かりやすい解説がたくさんあります. そのため,gnuplotで書いたグラフを,TeXで画像を表示するのに一般的に使われているEPSファイルで出力する方法だけを示しておきます.
Cygwin等からgnuplotを起動し,
gnuplot> set term postscript eps color gnuplot> set output "filename.eps"のように打ち込み,そのあと,
gnuplot> plot "filename.dat" (with ...) gnuplot> quitと通常通りにグラフをプロットし,gnuplotを終了してください. その作業を行ったフォルダ内に"filename.eps"という画像ファイルが出力されています. TeXで使用するときも,他の画像ファイルと同様に
\includegraphics{filename.eps}のようにすれば問題なく使えます.
CSV形式のデータファイルをプロットする
csvのようなカンマ(,)区切りデータファイルを読み込んでプロッする場合、次のようにデータ区切りを指定.
gnuplot> set datafile separator ","
一括処理ファイルの利用
gnuplotでEPSファイルを作るときに,たくさんのコマンドや繰り返し同じようなプロットを行う場合,逐一コマンドを打ち込むのは面倒である.
そのため,テキストエディッタであらかじめコマンドをすべて書いたテキストファイルを作成.(拡張子は .gpや .gnuが使われることが多いが,実際は何でも良い.) そして,Cygwin等で
gnuplot filename.gnuのようにする,もしくは,gnuplotを起動し,
load “filename.gnu"とすれば,ファイルの出力が行われる.
それと,そのコマンドを記したファイルの例 template_2D.gnu を添付しておきます.
# 描画の設定 # よく使うものをいくつか書いておく. # 必要に応じて行先頭のコメントアウト(#)を外せばよい. # set xrange [0:1] # グラフの描画範囲 # set yrange [0:1] # グラフの描画範囲 # set size ratio -1 # 縦横の軸の縮尺を揃える. # set size square # 描画領域を正方形にする. # set zeroaxis # 座標軸(x=0,y=0)を表示 # set xlabel "X" # x軸のラベルの表示 # set ylabel "Y" # y軸のラベルの表示 # unset key # 凡例の消去 # unset tics # 目盛りの消去 # unset border # 枠の消去 # EPSファイルでの出力 set terminal postscript eps color # モノクロでよければcolorを外す set output "filename.eps" # 出力ファイル名を入力 plot "filename.dat" with lines # グラフをプロット unset output # 一応,グラフを上書きされないようにする. unset terminal # 出力先も一応,元に戻す (versionによると使えないかもしれない) # set terminal x11 # もし使えない場合は,デフォルトの設定に戻してあげれば良い.