2004年3月6日(土曜)
トランスパーソナル心理学と超心理学
配布資料「トランスパーソナル心理学と超心理学の接点」[PDF]
話題提供者:田中彰吾(昭和学院短期大学/心理学)
指定討論者:蛭川立(江戸川大学/人類学)
カヴァの茶会 (ホスト:蛭川・萩原)
参加報告:
研究会が開かれる会議室に入ると、白衣を着た人と怪しげなビーカーが目に入った。一瞬、入る場所を間違えてしまったか?と思い、退室しそうになった。実際には、白衣を着た人は、お茶を出してくださる蛭川先生(人類学)であった。研究会の間、蛭川先生が一人一人に河和茶を出してくださり、リラックスしたムードで会は進んだ。
さて、田中先生(心理学)によって提供された話題は「トランスパーソナル心理学と超心理学の接点」ということだった。田中先生の発表に、参加者が、質問したり、違った視点の意見を加えていきながら会は進行した。
印象的だった話題は、「PSI現象やトランスパーソナルな体験を視野に入れた際の時間論・空間論の再編について」だ。両心理学の研究を含めた、哲学的基盤が築かれる必要があると思った。
強く感じたことは、両心理学は霊性(スピリチャリティ)を違った側面から探求しているが、それがおのずと重なってきていると言うことだ。これからも両心理学を学んでゆきたいと思った。
お茶をいただきながらの楽しい会ありがとうございました。(糸田憲史・明治大学文学部心理社会学科学生)