はじめに
この記事を読んでくださっている皆さん、初めまして。八坂と申します。
今回は私が「超CS in 群馬」で使用し予選を完走した「青黒魔導具」について解説をさせていただきます。まず、解説の機会をくださった幹事長並びにHP担当、調整にお付き合いいただいたサークルメンバー一同に感謝を申し上げます。拙い文章かとは思いますが、最後までお読みいただけると幸いです。
使用理由
私がこのデッキを使用するに至った最大の理由は、実のところ単純な好みでした。
当初私の中では、今大会の所謂“勝ち組デッキ”は「赤青マジック」・「フィオナアカシック」・「黒単アビス」・「青黒魔導具」の4つだと考えていました。したがって、使用するなら当然この内のどれかだと考えていたのですが、最大母数と予想される「赤青マジック」はミラーが頻発するだろうということ、ループにより盤面対話を拒否できる「フィオナアカシック」は直前に出場したCSで恐ろしい程の下振れを引いて敗退していたこと、現環境唯一の完全除去体制を駆使する「黒単アビス」は流行中の『秩序の意志』が重く刺さってしまうことを理由に使用を渋っていました。一方残った「青黒魔導具」については、アビス2種類・青黒コンプレックスに有利を主張できること、超CSやGPなどの長期戦向きの安定した基盤を持つこと、雑多耐性がかなり高いこと、後述の採用カードにより「赤青マジック」にもチャンスを作ることができることなどから高く評価していました。
かつ私の場合、予めデッキ内バージョン分けも済ませてありまさに準備万端の状態だったわけです。好きなデッキに追加で高いお金をかけたわけですから、大型大会で使ってあげたかったんですよね...。
戦績
2/3開催 超CSⅥ-群馬- 405位
一回戦 赤青マジック x
二回戦 黒単アビス o
三回戦 ブレスラチェイン o
四回戦 ハンター(エイリアン軸アクアブラザーズ) ○
五回戦 黒緑アビス ○
六回戦 赤白アーマード ○
七回戦 アナカラージャオウガ x
八回戦 フィオナアカシック x
採用カード紹介
【メインデッキ】
「堕呪 ゴンパドゥ」「堕呪 バレッドゥ」「凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ」
「堕∞魔 ヴォゲンム」「「無月」の頂 $スザーク$」各4枚
このデッキの中核をなす5種類で、天地がひっくり返っても4投必須です。たまに「堕呪 ゴンパドゥ」を1枠削って「堕呪 ウキドゥ」を入れている構築を見かけますが、この枠は絶対に削らない方がいいと思います。ある程度の練度がないと、後でループの際に足りなくなって首を絞めるだけです。その他の詳しい説明は省略します。
「堕魔 ドゥポイズ」4枚
基本的には一度立てた「「無月」の頂 $スザーク$」を巻き込んで自壊させ、登場時効果を使いまわすのに使います。また、相手クリーチャーの破壊は相手自身が行うため、ジャストダイバーなどの選ばれない効果持ちのクリーチャーにも触ることができます。3投の構築も時々見受けられますが、ヴォゲンムのための闇マナにもなるので個人的には4投推奨です。
「堕呪 ボックドゥ」3枚
Sトリガー+の条件下では本デッキ最強の受け札と化す魔導具呪文です。赤青マジック対面では、相手盤面の軽コストクリーチャーに手打ちして、走られることを防ぐのにも使えます。
「堕呪 エアヴォ」4枚
本デッキ唯一のカード指定除去トリガーです。受けはもちろんのこと、盤面のドルスザクの下敷きを引っ張ってくることができるため、実質全ての魔導具カードの4枚目以降にもなる万能札です。
「ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり」2枚
前述の通り、このデッキリストにおける秘密兵器です。このカードのおかげで、先攻を取れば赤青マジックにチャンスを作ることができます。先攻3ターン目にこのカードを立てると、相手は返しの後手3ターン目に「芸魔王将 カクメイジン」までアクセスすることができなくなります。その隙にこちらの動きを通し、負けない盤面にまで持っていきましょう。一回戦目の赤青マジック対面では後攻を取ってしまいました、情けない。ジャンケンの修業を積んでおきます...。
他にも、アビス系統2種類のデッキにも刺さります。見た目以上に現環境におけるこのデッキの性質と噛み合っているので、気になった方はぜひ一度お試しください。
「秩序の意志」2枚
本デッキにおける受け札その3、兼LOループのフィニッシャーです。受けとしては、赤青マジックに対してクリティカルに機能するほか、黒単アビスの「アビスベル・ジャシン帝」、青黒コンプレックスの「DARK MATERIAL COMPLEX」等を封印することでテンポを取ることができる等、環境的に刺さりが良く能動的に使っても強い一枚です。
「光牙忍 ハヤブサマル」1枚
こちらも本デッキにおける受け札の一つです。このデッキの性質上頻繁に墓地を山札に戻すため、まさかの複数回にわたる使い回しを実現させています。また、意外と忘れがちですが、ブロッカー付与効果は「光牙忍 ハヤブサマル」本体以外も対象に取ることができます。そのため、場の「堕∞魔 ヴォゲンム」や「「無月」の頂 $スザーク$」に当てるとパワーラインが上昇したり、無月の門・絶を使い回せたりすることがあるので覚えておくと便利です。
「神の試練」1枚
もはや文明の利器です。山札切れ対策にEXターン獲得がオマケで付いています。なんで?? ループまで辿り着かなくとも、EXターンを獲得して雑に殴るだけで実はほとんどの対面に勝ててしまいます。アグロ対面では、ドルスザクを筆頭に横展開でリーサルを組むこともあるので、その場合のみマナに埋めます。その他は基本埋めません。
「アーテル・ゴルギーニ」1枚
役割が非常に多く、まさに何でも屋という言葉が似合うカードです。パワーマイナス効果による盤面除去、墓地肥やし効果による無月の門・絶の補助、蘇生効果による「墮魔 ドゥポイズ」の使い回し等、あらゆる動きを1枚で行うことができます。置換による除去耐性も優秀で、「墮魔 ドゥポイズ」による破壊にこのカードを含めると、置換効果が介入し自軍の破壊対象を1枚まで抑えることができます。つまり、横展開にも実質的な役割を持つことになります。2枚積みたいところではありますが、今回は環境を見て前述の秘密兵器に枠を譲っています。
「ガル・ラガンザーク」1枚
メタカードとしての役割を持つドルスザクです。そのあまりの強さから殿堂入りカードとなっていますが、4ターン目から13枚掘ることのできるこのデッキにおいてはそれなりのアクセス率を維持しています。
これは小ネタなのですが、このカードを立てた状態で相手のターン終わりに「「無月」の頂 $スザーク$」の無月の門・絶を宣言すると、ハンデス効果で「爆龍覇 グレンリベット/「爆流秘術、暴龍の大地!」」を踏んでしまっても山札からドラゴンが出てこないため、完ケアをすることができます。
「卍月 ガ・リュザーク 卍/「すべて見えているぞ!」」1枚
マナロック効果持ちドルスザク兼受け札です。下面はトリガーとして盾から踏ませて受けとするもよし、手打ちして実質的なEXターンとして運用するもよし、下面で使い終わったら上面でランデスしてもよしの一石三鳥トンデモスペックを誇ります。一方上面は、主に目指す展開までの残り数ターンを稼ぎたいとき、盤面の「「無月」の頂 $スザーク$」と入れ替える形で出して実質的なEXターンを獲得するカードとして運用します。しかし、あくまでも3マナは起きてしまうため、「堕魔 ドゥポイズ」を節約するためにも、なるべくクリティカルな場面で出すことを心がけましょう。
【採用候補カード】
このデッキの採用候補カードは、そのほとんどが残り少ない自由枠かつ1~2枚採用という枠を争う特性上、かなり多岐に渡ります。そこで今回は、超CS出場に当たって私が採用を検討したカードに絞って紹介させていただきます。
「飛翔龍 5000VT」
対アナカラージャオウガ決戦兵器です。その他のデッキにもパワー5000ラインという高い水準の除去はかなり刺さりますが、今回は赤青マジックの台頭でアナカラージャオウガが減っていること、そして問題の赤青マジックに関してもこのカードを出す暇があまりないことなどを考慮して不採用です。
「堕呪 ウキドゥ」
主要パーツの盾落ちケア兼ループフィニッシャー兼「堕呪 バレッドゥ」の5枚目以降です。採用しておくと「ガル・ラガンザーク」へのアクセス率が多少上がりますが、環境最大母数が見込まれる赤青マジックに対する回答を殿堂カードのみに頼るのは不安が残ると感じたため、今回は「ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり」に枠を譲る形で不採用にしました。
「ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」」
主に赤青マジックに対する回答カードです。こちらは、攻撃そのものを妨害することをコンセプトとする「ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり」とは違い、盾から踏ませて返すことをコンセプトとしています。このデッキの苦手な大量横展開を解決するカードでもあります。しかし、こちらはそもそも最初から5枚の盾に埋まっていなければならないため、その差を考慮して今回は不採用にしました。
「Dの博才 サイバーダイス・ベガス」
こちらも受けを強化するカードです。「ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」」と一緒に採用します。手札からも受け札を投げられるほか、置きドローソースになったり、不用意な攻撃に反応して相手のターン中に「神の試練」でEXターンを取ったりすることもできます。見た目以上にやれることの多いカードです。しかし、今回は「ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」」の不採用に伴い採用を見送っています。
「忍蛇の聖沌 c0br4」
またまた受けに関連するカードです。トリガーするとブロッカーとして機能するほか、「アーテル・ゴルギーニ」を蘇生することで除去やさらなる展開をもたらしてくれます。また、直接「堕∞魔 ヴォゲンム」を蘇生したり、「凶鬼98号 ガシャゴン/堕呪 ブラッドゥ」や「堕魔 ドゥポイズ」を蘇生して除去と共に「ガル・ラガンザーク」を宣言したりするなど、1枚からの展開力には目を見張るものがあります。しかし、今回は「アーテル・ゴルギーニ」を2枚採用する枠が取れず、最大出力を出しにくくなっていたため採用を見送りました。
「DG-パルテノン ~龍の創り出される地~」
主にチェインコンボやループ対面に刺さるメタカードです。環境上位のフィオナアカシックを重く見た場合の採用カードになります。確かにフィオナアカシック対面の勝率は上がるのですが、他対面への刺さりが悪いことと、こちら側が無限EXターンを獲得する際に邪魔になることなどを考慮して不採用としました。
「堕魔 ヴォガイガ」
主に「墮∞魔 ヴォゲンム」の5枚目以降として採用するカードです。墓地肥やしが4枚なため本家には到底及びませんが、3ターン目までに打ったルーター込みで「「無月」の頂 $スザーク$」1体分の下敷きくらいなら賄うことができます。また、軽減効果により奇数マナのときに闇1マナでドゥポイズを召喚できるようになるため、単純に行動回数が1回増えるという利点もあります。しかし今回は赤青マジックに付き合う必要があったため、他に枠を譲る形で不採用にしました。
「堕魔 グリギャン」
出た時に墓地肥やしを行えるブロッカー魔導具です。このカードを出すと、「墮∞魔 ヴォゲンム」なしで「「無月」の頂 $スザーク$」を立てる際に「墮呪 バレッドゥ」の必要枚数を1枚まで抑えることができる上、赤青マジック対面ではブロッカーも活きてきます。非常に優秀なカードですが、赤青マジックも「氷柱と炎弧の決断」によりブロッカー単面なら簡単に越えてくるため、今回は「ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり」に枠を譲る形で不採用にしました。
「堕魔 ジグス★ガルビ」「卍 デ・スザーク 卍」
「墮∞魔 ヴォゲンム」から「卍 デ・スザーク 卍」を立てるためのカード群です。現環境でもかなりの対面に刺さり強いのですが、枠の都合上「卍 デ・スザーク 卍」が立つのは4ターン目以降になってしまうため、赤青マジックのことを考慮し4ターン目のビッグアクションを確実に迎えるためのカードに枠を割きたいという思考に至り、不採用にしました。
立ち回り
【大局観】
一見難解なデッキに感じるかもしれませんが、実は5ターン目まではほぼやることが決まっています。3ターン目までにルーターを回して「墮∞魔 ヴォゲンム」と「「無月」の頂 $スザーク$」を揃え、4ターン目に13枚の墓地肥やしと同時に無月の門・絶を宣言してコントロールに入ります。5ターン目は「堕魔 ドゥポイズ」で「「無月」の頂 $スザーク$」を自壊させ、相手の盤面と手札をさらに詰めていきます。
6ターン目以降は適宜墓地シャッフルや自壊、カード回収などを行い、その状況ごとの最適解となる行動を繰り返していきます。概ね勝ち盤面を形成できたら、「神の試練」でEXターンを獲得しつつ殴るかループに入るかしてフィニッシュに向かいます。以下に現環境デッキの対面ごとの戦い方を記載しておきますのでそちらもご参照ください。
【vs.フィオナアカシック】 不利
基本的に勝てません。体感7、8割は負けます。しかし勝ち筋が全くないわけではなく、「完全水中要塞 アカシック3」を張られる前に相手の手札を刈りきってコントロールに入るか、「卍月 ガ・リュザーク 卍」を立てて遅延すれば希望はあります。なんとか「神の試練」を打つことができればLO負けがなくなるので、完全に諦める必要はありません。
【vs.赤青マジック】 不利
気合で先攻を取りましょう。先に3ターン目を迎え、「ボン・キゴマイム」を立てるのが理想です。2ターン目は分岐ですが、先攻ならルーターを打ち手札を整えます。後攻だった場合は「堕魔 ドゥポイズ」か「堕呪 ボックドゥ」をプレイして相手の盤面に殴れるクリーチャーが残らないように意識しましょう。
【vs.黒単アビス】 有利
順当にいけば勝ちます。「邪龍 ジャブラッド」の置換は「堕呪 ブラッドゥ」の墓地シャッフルで貫通できます。また、相手の「アビスベル・ジャシン帝」は「秩序の意志」で封印できるとゲームがグッと楽になります。
【vs.黒緑アビス】 有利
こちらも順当にいけば勝ちます。ただ、「邪幽 ジャガイスト」からの大量展開が負け筋になり得るため、「秩序の意志」で封印したり「ガル・ラガンザーク」で墓地蘇生を封じたりしつつコントロールするよう意識しましょう。特に後者の場合、「邪幽 ジャガイスト」が最大枚数見えているときは無闇に墓地シャッフルをしないように注意しましょう。メクレイド能力は召喚にあたるため、山札に強いカードを残しておいた方が相手にとって利になってしまうからです。
【vs.赤緑アポロ】 有利
従来の構築でも5分以上はありましたが、「ボン・キゴマイム」の採用によりさらに勝率を上げています。「超神羅星 アポロヌス・ドラゲリオン」のランデス対策として、マナには極力魔導具しか埋めないように意識しましょう。基本的にはジャスキルが通る対面であるため、長くは付き合わず打点を用意してさっさと殴りましょう。
【vs.青黒コンプレックス】 有利
有利ではありますが、こちらの得意とする破壊による盤面制圧が、相手の「DARK MATERIAL COMPLEX」のカウントを進めてしまうので注意が必要です。また、「エル・セミファイナルのマスク」搭載型の構築の場合ハンデスも効きにくいため、「堕呪 エアヴォ」で積極的に剥がしにいきます。「秩序の意志」や「堕呪 ボックドゥ」が有効なので、それらで妨害をしつつLOループで勝ちを目指しましょう。
【vs.青黒魔導具】 五分
長期戦になることを覚悟してください。基本的に先攻側は「墮∞魔 ヴォゲンム」と「「無月」の頂 $スザーク$」を揃えることを意識します。後攻側も同様ですが、相手に墓地肥やし分のカードを引かれることを極度に恐れないようにしましょう。こちらも8枚は引くことができます。“相手にだけ”大量ドローをさせないことを常に意識してください。
【vs.アナカラージャオウガ】 微不利~五分
現環境ではめっきり姿を見なくなっていますが、母数が0になったわけではありません。こちらが「飛翔龍 5000VT」を採用していない分、あちらに若干の利があります。基本的には盤面を処理しながら手札も刈り取り、トップからの反撃ができなくなるまでコントロールします。踏み抜いて致命傷となるトリガーがそれほど入っていないため、「同期の妖精/ド浮きの動悸」の枚数に注意しつつ、EXターンを取った段階から殴り始めても大丈夫なことが多いです。
ループ手順
ループにより勝ちを目指す際は、基本的に「秩序の意志」と「堕呪 エアヴォ」を用いてLOを狙うか、無限EXターンを取ってから殴るかのどちらかのルートを取ることになります。以下にその際に必要なループ手順をまとめましたのでご参照ください。
パターン1:基本ループ
初期盤面
山札:0枚(「神の試練」適用済み)
マナ:青3マナ含む9マナ
手札:「墮呪 ゴンパドゥ」(以下「ゴンパ」)1枚、「凶鬼98号 ガシャゴン/墮呪 ブラッドゥ」(以下「ブラッドゥ」)1枚
墓地:ゴンパ1枚、ブラッドゥ1枚、「神の試練」(以下「試練」)1枚
1.ブラッドゥで自身の墓地を選択、効果で1ドロー(引いたカードによりA,Bへ分岐)
A(試練を引いた場合)
2.試練でEXターン獲得
3.ゴンパを空打ち、初期盤面へ戻る
B(ゴンパまたはブラッドゥを引いた場合)
2.手札のゴンパで山札の試練を回収
3.試練でEXターン獲得、初期盤面へ戻る
パターン2:「堕呪 ゴンパドゥ」1枚ループ
初期盤面
山札:0枚(「神の試練」適用済み)
マナ:青4マナ含む11マナ
手札:「墮呪 ゴンパドゥ」(以下「ゴンパ」)1枚、「凶鬼98号 ガシャゴン/墮呪 ブラッドゥ」(以下「ブラッドゥ」)1枚
墓地:ブラッドゥ1枚、「神の試練」(以下「試練」)1枚
1.ブラッドゥで自身の墓地を選択、効果で1ドロー(引いたカードによりA,Bへ分岐)
A(試練を引いた場合)
2.試練でEXターン獲得、初期盤面へ戻る
B(ブラッドゥを引いた場合)
2.手札のゴンパで山札の試練を回収
3.ブラッドゥで自身の墓地を選択、効果で1ドロー
4.試練でEXターン獲得、初期盤面へ戻る
※「堕呪 ゴンパドゥ」以外でも、1ドローできる魔導具なら代用可能。但し、「堕呪 バレッドゥ」を用いる際は、「神の試練」の使用時に捨てた手札がコスト被りを起こさないように注意が必要。
パターン3:追加4マナLOループ
初期盤面
山札:0枚(「神の試練」適用済み)
マナ:青4マナ含む13マナ
手札:「墮呪 ゴンパドゥ」(以下「ゴンパ」)1枚、「凶鬼98号 ガシャゴン/墮呪 ブラッドゥ」(以下「ブラッドゥ」)1枚、『堕呪 エアヴォ』(以下「エアヴォ」)1枚、『秩序の意志』(以下「秩序」)1枚
墓地:ゴンパ1枚、ブラッドゥ1枚、「神の試練」(以下「試練」)1枚
相手の場:1体以上のクリーチャー
1.秩序で相手のクリーチャーを一体封印
2.ブラッドゥで自身の墓地を選択、効果で1ドロー(引いたカードによりA,Bへ分岐)
A(試練を引いた場合)
3.試練でEXターン獲得
4.ゴンパを空打ち
B(試練以外を引いた場合)
3.手札のゴンパで山札の試練を回収
4.試練でEXターン獲得
5.EXターン突入、エアヴォで相手の封印を選択
6.手順2~手順4を行い、初期盤面へ
おわりに
いかがだったでしょうか。このデッキの魅力を少しでもお伝えすることができましたら幸いです。環境に彗星のごとく現れ、それ以降トップを走り続けている「青黒魔導具」。一見難しく感じるデッキかもしれませんが、それ故にある程度使い慣れた際の楽しさは他デッキとは一線を画すものがあります。皆さんもぜひ一度「青黒魔導具」をお試しください。欲を言うならば次回殿堂は無事に乗り切ってください。
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