初めまして、OCG研究会部員のK.K.です。
皆さんご存じかと思いますが、先日公式より殿堂解除発表の日程が発表されました。
20枚だとっ...!?
そうです。前代未聞の20枚の殿堂解除です。例年指折り数える程度の枚数だったのが20枚です。そうと決まればうかうかしている訳にはいきません。ということで、今回は私の考えた殿堂解除予想を20枚記事にしてみました。
明後日の発表に向け、ぜひ最後まで読んで行ってください!!!
「禁断〜封印されしX〜/伝説の禁断 ドキンダムX」
「FORBIDDEN STAR〜世界最後の日〜/終焉の禁断 ドルマゲドンX」
「滅亡の起源 零無/零龍」
日程発表時に先行公開された3枚です。以前行われた総合ルール改定により、ゲーム開始時におけるのはこれらのうち1セットのみと定められました。そのため、これ以上殿堂カードとして縛る必要がないことから解除されるのだろうと思われます。
「超次元バイス・ホール」
「次元流の豪力」
「カモン・ピッピー」
「極魔王殿 ウェルカム・ヘル/極・魔壊王 デスゴロス」
超次元関連のカードたちは大方解除されるだろうと考えています。主に理由は2つあり、1つは「とこしえの超人」のような軽量メタカードの普及、もう1つはアドバンスとオリジナルの分離化です。メタによってそもそも使い勝手が悪く、ルール上使える場が限定されていれば、当時のような凶悪さが前面に出ることはないんじゃないかと思います。特にデスゴロスに関しては今でも根強い人気が残っていますが、現在のTierを見るに解除しても問題ないでしょう。
但し、超次元関連の中でも、バトライ刃、ボアロアックス、ヴォルグ・サンダーは今回除外しました。バトライ刃、ボアロアックスにおいては、4cドラグナーやガイアッシュ覇道などで猛威を振るっている真っ只中です。また、ヴォルグに関しては現在タマシードのギミックを推している以上、解除する気はないかと思います。以上のことから、この3枚は今回例外として扱っております。
「大勇者「鎖風車」」
「侵革目 パラスラプト」
「腐敗勇騎ドルマークス」
鎖風車は緑単ループで、パラスラプトはネイチャーループで、ドルマークスはアンダケインドルマークスでのパーツとして使われていたことが原因で殿堂入りとなっていました。しかし、「ベイB ジャック」がプレ殿入り、「不敵怪人アンダケイン」が殿堂入りされている現在、当時の動きは再現できず、危惧されている使い方はされないでしょう。
「アクアン」
「サイバー・ブレイン」
現代デュエマにおいて、「巨大設計図」や「進化設計図」によって、2コストで3、4枚加えられることが許されているのであれば、これらの存在も許されては良い頃合いではないでしょうか。特に「サイバー・ブレイン」に至っては、プレ殿から降格したものの、あまり猛威を振るっている様子もありませんので、今回の候補に入れてみました。
ただ、「アクアン」はキリコやサファイアのように、殿堂への降格措置で一旦様子見の可能性のほうが高いと考えています。
「呪紋の化身」
「瞬封の使徒サグラダ・ファミリア」
代表的なS・トリガー封じのカードたちですが、ここ最近は革命0トリガー、G・ストライク、「一王二命三眼槍」のように、これらだけでは抑えられない逆転要素が追加されてきました。当時に比べ、本当に手も足も出ないという状況には陥りにくくなったと思います。
サグラダ・ファミリアに関しては、タマシードの登場によってより立場が苦しくなった点、「ヘブンズ・フォース」のプレミアム殿堂入り、「奇石 ミクセル」や「音奏 プーンギ」の優先率などから今の赤白我我我などに入るかと言われたら、入れるのは厳しいと思われます。
「呪紋の化身」も「石像男」や「無双恐皇ガラムタ」が環境に悪影響を与えていない様子から、殿堂への降格くらいなら大丈夫でしょう。
「予言者マリエル」
相手によってはこれを出されただけで詰む可能性のある強力なロック性能を持ったクリーチャーです。しかし、4コストと現代の速攻デッキ相手には時既に遅しといったところでしょう。また、パワー1000と場持ちも心もとなく、軽量除去手段が増えたことから使われる場面はかなり限られて来たと思います。インフレに追いつけなくなった印象が強いので、解除されると予想。
「インフィニティ・ドラゴン」
ドラゴンに除去耐性を与えてくれるこのカード、解除されるとしたら連ドラデッキに採用されると思います。ただ、7コスト払ってこれを出すかと言われたら、「ボルシャック・モモキングNEX」や「超戦龍覇 モルトNEXT」など他のドラゴンをプレイし、大量展開を狙いに行くと思います。バトライ効果で山上から来てくれたら嬉しい程度で採用されると考え、解除しても問題はないと予想しました。
ただ1点だけ、置換効果が強制なので、パワーマイナスによる除去が発生した際、連ドラではライブラリアウトが懸念されます。ダークネスやオリジナルフィナーレなど、この問題が発生しやすい状態にありますが果たして...
「凶星王ダーク・ヒドラ」
環境入りしていた当時は、優秀なシステムクリーチャーとして活躍していましたが、現代ではカード性能のインフレ、高速化に伴い、見劣りしてしまいます。6コストとやや重いので、出る前に決着がついているか、十分な仕事を出来ずに終えるケースが多いと判断し、解除しても構わないと予想します。
「ミラクルとミステリーの扉」
大穴予想その1。キューブが無制限なら、これも使えるようにしていいだろうと思います。もちろんキューブとは異なり、4枚表向きにする性質上、当たりを引く確率が高いので、殿堂への降格措置を想定しています。使いたいという要望も結構多く、需要に応えて頂けると嬉しい1枚。
「ガヨウ神」
大穴予想その2。ジョラゴンと共に一時代を作ったカードです。賛否両論はあるかと思いますが、肝心のジョラゴンが殿堂入りの今、解除しても環境を荒らすような事態に発展することはないと予想しています。
「勝利宣言 鬼丸「覇」」
大穴予想その3。鬼丸「覇」解除されれば、盛り上がりとしては最高の内容になるのではないでしょうか。ただ、ガイアッシュの登場により、以前に増して解除は危険とも感じています。そのため、今回予想した中では一番可能性が低いかもしれません。
おわりに
改めて振り返ると、どうしても現在の環境に追いつけなくなってしまい、殿堂入りの意義が薄れてしまったカードが増えてきた感じがあります。今回の殿堂解除はその改善のため、殿堂カードの整理の意味合いもあるのではないでしょうか。
いよいよ明後日に迫った発表、解除に選ばれる20枚のカードはどれなのか、ぜひ当日は生放送を確認しましょう!!!
なお、筆者は講義が入っているので、生放送見れません。どうして...