ありがとう、やまびこ保育園

   西川伸一   * 『ぶんしゅう やまびこ98』(やまびこ保育園父母会1999年3月発行)掲載

 1歳に満たなかった娘がやまびこにお世話になってはや5カ月。いろいろなことがありました。年末に娘が入院したとき(その節には父母会よりお見舞いをいただき、誠にありがとうございました。)はどうなることかと思いましたが、その後はまさに<雨降って地固まる>。それ以来、きょうまで1日も休まず登園しています。

 おかげさまで、娘はずいぶんたくましくなりました。すべり台が大好き。食欲も旺盛のようです。一方、ぼく自身も視野が広がったように感じています。子を思う親の気持ちとはこういうものなのか、と。また、保母さんや他の父母の方々との交流もおおいに刺激的でした。自分の職場以外の人とつながりをもつことは日常を豊かにしてくれます。

 最後に親ばかを一席。お迎えのとき、娘がぼくをみつけると、こちらに両手を差し出して抱っこをせがみます。この瞬間しあわせを感じてしまいます。だからお迎えはやめられない。

 (1999.2.27記)


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