syllabus シラバス
|
授業情報 年度 2026年度 授業科目名 国際日本学部 東アジア芸術論A 担当教員 加藤 徹 教授 単位数 2 開講日 春学期/金曜日/2限 キャンパス 中野 科目ナンバー (GJ)ART211J 主催区分 GJ:国際日本学部・国際日本学研究科 授業形態 1:講義 学問分野(大区分) ART:芸術学 授業言語 J:日本語 レベル 2:学部 発展的,応用的な内容の科目 学問分野(小区分) 1:芸術諸学 授業の概要・到達目標 ≪授業の到達目標及びテーマ≫ テーマ:東アジア芸術を理解するための理論と術語 キーワード:エスニシティ,社会階層,呪術,東アジア,表象芸術 ≪授業の概要≫ 本授業は,「下学上達」(身近な事柄を再考することから出発し,真理の高みに到達すること)を基本理念とする。古典から現代に至るまで,雅俗を問わず多様なジャンルの芸術(言語芸術,音楽,絵画,彫刻,建築,工芸,舞台芸術,映像・メディア芸術,芸道,等)の作品を取り上げ,芸術と社会との関係を多角的に考察するとともに,世界各地域の事例との比較を行う。こうした検討を通じて,日本を含む東アジアを理解するために必要な基礎的な学術概念を解説する。 具体的には,まずZ世代にも親しみのあるアニメ・漫画・ゲーム(ACG)作品やアニメソング等のポピュラー文化を手がかりとして議論を開始し,そこから伝統芸術へと視野を広げながら,作品の社会的背景を分析する際に有効な概念を整理し解説する。続いて,それらの概念を用いた作品分析の実践として具体的な作品を取り上げ,作品の背後に存在する暗黙知的な構造,いわば文化的「ソースコード」を読み解く方法を示す。 授業は日本語で実施するが,日本語を母語としない受講生にも配慮する。教材は事前にウェブページとして公開し,受講生が必要に応じてAIや翻訳アプリ等を利用して理解を補えるようにする。また,視聴覚教材も積極的に活用する。 なお,春学期の「東アジア芸術論A」と秋学期の「同B」は相互に独立した授業であり,両方を履修することも,いずれか一方のみ履修することも可能である。春学期のみ履修する学生が不利にならないよう,授業内容の構成には十分配慮する。 ≪到達目標≫ 各学生が自分の専門を研究する上でヒントを得ることを目標とする。 授業内容 第1回:イントロダクション 明治大学と芸術 Meiji University and art 第2回:エスニシティと胎内記憶 Ethnicity and Prenatal Memory 第3回:母語と母国語 Mother Tongue and National Language 第4回:形式知と暗黙知 Explicit Knowledge and Tacit Knowledge 第5回:宗教と芸術 Religion and Art 第6回:大伝統と小伝統 Great Tradition and Little Tradition 第7回:論理思考と類比思考 Logical Thinking and Analogical Thinking 第8回:模倣呪術と感染呪術 Imitative Magic and Contagious Magic 第9回:基層文化 Underlying Culture 第10回:芸術におけるニーズ,ウォンツ,シーズ Needs, Wants, and Seeds in Art 第11回:権力対芸術 Power and the Arts 第12回:離俗 Transcendence of the Mundane 第13回:ナショナリズムと芸術 Nationalism and the Arts 第14回:まとめ Semester Review 履修上の注意 ※授業内容は必要に応じて変更することがあります。 ※生成AIは「自由利用」とします。 本授業では生成AIの利用を制限しません。ただし,課題への取り組みにおけるAI利用の透明性を重視するため,提出物(リアクションペーパー等)の執筆や期末テストの準備においてAIを使用した場合は,どの部分に,どのようなツールを,どのような用途で使ったかについて提出物や答案に明記してください。記載がない場合は不正行為として扱うことがあります。
準備学習(予習・復習等)の内容 授業用のwebpageを公開中です。予習・復習に活用してください。 https://www.isc.meiji.ac.jp/~katotoru/higashiajia.html 教科書 教科書はありません。授業用のwebpageを公開中です。 https://www.isc.meiji.ac.jp/~katotoru/higashiajia.html 参考書 授業時に指定。 課題に対するフィードバックの方法 Oh-o! Meiji等を使ってフィードバックします。 成績評価の方法 平常点(毎授業後に手書きで提出するリアクションペーパー,等)50% 期末テスト50% その他 特にありません。 |
|
授業情報 年度 2026年度 授業科目名 国際日本学部 東アジア芸術論B 担当教員 加藤 徹 教授 単位数 2 開講日 秋学期/金曜日/2限 キャンパス 中野 科目ナンバー (GJ)ART211J 主催区分 GJ:国際日本学部・国際日本学研究科 授業形態 1:講義 学問分野(大区分) ART:芸術学 授業言語 J:日本語 レベル 2:学部 発展的,応用的な内容の科目 学問分野(小区分) 1:芸術諸学 授業の概要・到達目標 ≪授業の到達目標及びテーマ≫ テーマ:東アジアの芸能と芸術 キーワード:エスニシティ,社会階層,呪術,東アジア,表象芸術 ≪授業の概要≫ この授業では,「下学上達」 (身近なことの再考から出発して,真理の高みに到達すること) をモットーに,アニメ作品やテレビドラマなどから出発して,日本と東アジアの古典芸術にも通じる普遍的な要素を抽出し,日本を含む東アジアの芸術文化を理解するために必要となる基本概念を学習する。 具体的には,まず,20歳代の日本人にもなじみ深いと思われる映画,音楽,アニメ,テレビドラマ,漫画等の作品を取り上げ,作品の社会的背景を分析するのに有用な概念を抽出し,解説する。 次に,それらの概念による作品分析の実践例として,具体的な作品を取り上げ,作品の背後にある暗黙知的なソースコードを分析する。筆者の専門は京劇 (中国の伝統演劇の一つ) であるので,京劇についても言及する。 授業は日本語で行うが,日本語を母語としない日本語話者 (non-native Japanese speakers) の受講生にも配慮し,重要なキーワードについては英語訳を示すほか,インターネットやDVD等の視聴覚教材も多用する。 春学期と秋学期は独立した授業であるので,両方受講しても,片方だけ受講してもかまわない。授業にあたっては秋学期だけ受講する学生が不利にならぬよう配慮する。 ≪到達目標≫ 各学生が自分の専門を研究する上でヒントを得ることを目標とする。 授業内容 現代のアニメから伝統的な古典劇まで,東アジアの作品を鑑賞しつつ,その背後にある概念や知恵を分析し,それらを現代のサブカルチャーにも生かせるかどうかを検討する。 第1回:イントロダクション 第2回:playの本質 the nature of play 第3回:天地大舞台 All the world's a stage 第4回:物語の類型 motif index 第5回:中国の戦闘妊婦 expectant mothers in China 第6回:日本の稚児灌頂 hidden ritual of young boy in Japan 第7回:機械仕掛けの神 deus ex machina 第8回:コードとタブー codes and taboos 第9回:楽器の設計思想 concepts of musical instruments 第10回:ペイガニズムの逆襲 return of paganism 第11回:一望監視塔 panopticon 第12回:サンスクリタイゼイション Sanskritization 第13回:障がい者のアート art by people with disabilities 第14回:ルーツリバイバル roots revival 履修上の注意 ※授業内容は必要に応じて変更することがあります。明治大学の活動制限指針などの状況に応じて授業方法が変わる可能性もあります。 ※生成AIは「自由利用」とします。 本授業では生成AIの利用を制限しません。ただし,課題への取り組みにおけるAI利用の透明性を重視するため,提出物(リアクションペーパー等)の執筆や期末テストの準備においてAIを使用した場合は,どの部分に,どのようなツールを,どのような用途で使ったかについて提出物や答案に明記してください。記載がない場合は不正行為として扱うことがあります。
準備学習(予習・復習等)の内容 授業用のwebpageを公開中です。予習・復習に活用してください。 https://www.isc.meiji.ac.jp/~katotoru/higashiajia.html 教科書 授業用のwebpageを公開中です。教科書はありません。 https://www.isc.meiji.ac.jp/~katotoru/higashiajia.html 参考書 開講時に指定。 課題に対するフィードバックの方法 【課題について】 学生は授業を受講後、「受講証明アンケート」(小レポート)をOh-o! Meijiの「レポート」機能で提出してください。 教員は、学生が提出した「受講証明アンケート」に目を通したうえでそれを学生全員にシェアし、次回の授業で講評を行います。 成績評価の方法 平常点(毎授業後に手書きで提出するリアクションペーパー,等)50% 期末テスト50% その他 特にありません。 |