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コンサーティーナ入門 FAQ

最初の公開2011-10-23 最新の更新2017/8/14

【問】アニメの「おジャ魔女どれみ」に出てきた楽器は、劇中では「アコーディオン」と呼ばれてましたが、あれってコンサーティーナですよね?
【答】マニアックな質問ですねえ(笑)。正確には「おジャ魔女どれみドッカ〜ン!」第 27 話 「白いゾウさん、はじめまして!」(2002/08/04 放送)です。東映アニメーションの公式サイトの中のhttp://www.toei-anim.co.jp/tv/doremi_D/frame02.htmlに、あらすじが載ってます。
 コンサーティーナは、演奏の伸び縮みの動きが絵になる楽器なので、映画やアニメでもよく出てきます。ただ日本の一般の視聴者は「コンサーティーナ」という楽器名を知らないため、脚本家が勝手に楽器の名前を変えたりします(苦笑)。たしかに、コンサーティーナもバンドネオンも、広い意味での「アコーディオン属」ではありますが、普通は「アコーディオン」とは呼びません。これは例えば、「ヴァイオリン属」の楽器であるヴィオラやチェロを「ヴァイオリン」とは呼ばないのと、同じ理屈です。
 ま、でも、アニメはかわいいので、よしとしましょう(^^;;
 ご参考までに、以下「おジャ魔女どれみドッカ〜ン!」第 27 話 「白いゾウさん、はじめまして!」の一場面を紹介します。

(子ゾウのパオの上に、魔法少女のハナが乗っている。ハナの両手の中には、パオの首についていた謎の楽器)
ハナ(巻機山・花)「パオちゃん、なんなの、この箱みなたいなの?」
パオ(白い子ゾウ)「わからないパオ。生まれたときから、ついてたパオ。」
ハナ「なあんだろう?」
(箱状の物体が、ひとりでに音を発して光り出し、空中に浮遊し、箱の両側の止めバンドの封印も自動的に消える。魔女、両手で音を鳴らす)
瀬川おんぷ「あ、ひょっとして、アコーディオンかも。」
(ハナとパオ、目が点になる)
ハナ「あこーでぃおん?」
藤原はづき「両手で引っ張ったり縮めたりしながら、横のボタンを押すと、音が出るの!
ハナ「やってみる! 横のボタン・・・ここを押せばいいのね!」
(楽器の音を出す。嬉しくて笑い声をあげる)
ハナ「簡単だあ!
パオ「なんか、うきうきしてきたパオ!」
ハナ「(笑いながら)愉快、愉快!」
(パオは、演奏するハナを背中に乗せたまま、踊りながら外に出て行く)


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