動画ファイルをWEB上で公開する

■ファイルの準備
WEB公開用に保存した動画ファイルを手元の(ローカル)コンピュータのWEBサイト用のフォルダに保存する。
■WEBページへの張り込み
WEBページに動画ファイルを直接張り込むこともできるが、そうすると観る側がブラウズするときに、ページを表示するのと同時に動画の再生が始まってしまい、とくに複数の動画を一ページに張り込んだ場合など、負担が大きくなる。
だから、WEBページ上の文字や画像から間接的に動画ファイルにリンクを張るようにするのが良い。リンク先の動画ファイルの形式や容量を明記しておくと親切。そこまでやらなくても、リンク先が動画であるということははっきりさせておくのがよい。
ページ上に、サムネイル的な静止画を張り、その画像をクリックすると動画が始まる、という方式はわかりやすい。ただし、そのためには動画から静止画を切り出さなければならない。動画編集用アプリケーションで、静止画を切り出す位置を決め、その前後のコマを静止画として保存し、適当に加工して使う。(Windowsムービーメーカーにはこの機能はない。)
■アップロード
準備ができたら、FTPソフトや、WEB編集ソフトのFTP機能を使って、HTMLファイルや動画、静止画のファイルをホストコンピュータに転送する。(→ホームページの立ち上げかた
ただし、WEBサイト用に使用できる割当領域の容量を超えるファイルは入れることができないことに注意。あらかじめ空き容量をチェックして、容量が足りなさそうな場合は、動画ファイルの数や大きさを減らすか、電子メールの保存領域と共有している場合には、不要なメール(とくに画像などの大きな添付ファイル)を削除することで空き領域の容量を増やすことができる。(→ディスク使用量チェックシステム
(2548/2005-11-15 修正 蛭川立)