WEBページに写真を入れる

 ■まず、写真のサイズを決める

 ・まず、見るがわの画面のサイズを考える必要がある。昔々、パソコンの画面はVGA(640*480)が普通という時代もあったが、今の日本ではSVGA(800*600)か、XGA(1024*768)以上になっているものが多い。

 ・このためWEBページは800*600ぐらいの大きさを目安にすることになっている。写真を主に見せるのであれば、それよりひと回り小さいぐらい(640*480ぐらい)が適当だろう。

 ・いっぽう、文章の中に説明的に写真を入れるような場合は、もっと小さく、たとえばVGAの1/4の160*120程度にするとバランスがよい。

 ・小さい写真をクリックすると大きな写真が出る、というふうにリンクを張ることもできる。(この場合は新規ウィンドウ(blank)にリンクするとよい。)小さい写真(サムネイル)を目次のように並べる方法もある。縮小すると被写体が小さくなりすぎてなにが写っているのかわからなくなる場合、

 1、強力にアンシャープマスクをかける
 2、被写体の重要な部分をトリミングする

という方法でサムネイルを見やすくすることができる。

 ■写真のきれいな張り込みかた
カピバラ
Hydrochoerus hydrochaeris

南米に生息する地上最大のげっ歯類で、先住民のトゥピ語で「草原の支配者」という意味。(ブラジル・クリチバ)

 ・まず、サイズなどを調整した画像ファイルをWEB用のフォルダの適当な場所に保管する。

 ・つぎに、HTMLドキュメントを開き、テキストの中の写真(その他の画像でもおなじ)を入れたい場所を選び、挿入→写真、でファイルを選ぶことで簡単に張り込むことができる。ただし、これだけだと文字と写真の配置はあまり美しくない。

 ・写真と文字の関係は、写真を右クリックして属性の回り込みで指定できる。また写真と文字の間に入れる余白も指定できる。

 ・さらに、表機能を使い、表の中に写真を張り込むとより細かい配置が可能になる。たとえば、写真の解説を本文とは独立に写真の下に入れるなどのレイアウトが可能になる。あるいは、テキスト全体を表の中に入れることでさらに凝ったレイアウトが可能になる。

 ※画像が表示できない環境か、目の不自由な人のために、画像の裏に代替テキストを入れておくほうが良い。

 ■動画の張り込み

バリ島の幻影

写真をクリックしてください
(Windows Media形式:2.3MB)
 ・動画(や音声)はネット上では非常に「重い」ファイルになるので、テキストの中に直接張り込むこともできるが、ブラウズする側に非常に負担をかける可能性があるので、容量を明記した上で外部にリンクを張るのがよい。

 ・テキストからリンクを張るだけでは物足りない場合、動画の1コマを静止画として貼り付け、その画像からリンクを張るとよい。

 ・動画や音声には一度すべての情報をダウンロードしてから再生するファイル形式と、ダウンロードと同時に再生(ストリーミング)できるファイルの二種類があり、ブラウズする側が二種類を選べるようにしておくとより親切。





















































動画と音声のファイル形式