西暦2010年度 情報コミュニケーション論 「オカルト-〈科学〉と〈非科学〉の間-」 予定表
日程 講師 テーマ 04/12蛭川 立(明治大学) 一年間の展望および概論(なぜ「オカルト」を問題にするのか?) 04/26鏡リュウジ(平安女学院大学)×大黒岳彦(明治大学)×蛭川 立(明治大学) 科学とオカルトの間:線引きの科学史 05/17石川幹人(明治大学) オカルトから超心理学へ:「超常現象」の研究史 05/31小久保秀之(明治大学/国際総合研究機構) 通常科学以上に科学的な超心理学の研究現場 06/14菊池 誠(大阪大学)×蛭川 立(明治大学) 超心理学はニセ科学なのか?新しい科学なのか? 06/28石川幹人(明治大学) 超心理学研究が正統な科学と見なされない理由:科学社会学的考察 07/12森 達也(明治大学) メディアは「オカルト」をどう扱ってきたか 09/27菊池 誠(大阪大学)×蛭川 立(明治大学) ニセ科学に騙されないための思考法 10/11友野典男(明治大学) 人はなぜ誤った因果関係を信じてしまうのか? 11/08蛭川 立(明治大学) アニミズムとシャーマニズム:「迷信」が生きている社会
(→参考資料:蛭川講義「人類学A」) 11/15蛭川 立(明治大学) 野生の思考:神話的論理の社会人類学的意味 11/29鏡リュウジ(平安女学院大学) 占いはなぜ人の心をとらえるのか?:占星術への深層心理学的アプローチ 12/13大黒岳彦(明治大学) 不毛な対立を超えて:新しい世界観・生命観の可能性 01/17蛭川 立(明治大学) 現代科学は神秘主義へ回帰していくのか?(結論に代えて) ■この授業は、今年度から始まる新しい試みで、隔週で講義と復習を繰り返す授業です。講義の日程は暫定的なもので、講師の予定によって変更になる可能性があります。
■受講者はグループを作り、講義の翌週はグループによるディスカッションを行って復習をします。年度の最後にグループごとに報告レポートをまとめてもらい、それを成績評価の対象にする予定ですが、まったく新しい試みの授業であるため、最初は試行錯誤になると思います。すでに公表されているシラバスとは多少方針が変わるかもしれませんが、その点は、あらかじめご了承くださいませ。
(2010/2553-11-08 改訂 蛭川立)