本 を 探 す

[本を買う]

■出版されているぼう大な数の本に対して、書店の店頭に置いてある本はごく一部である。しかし、店頭に置いていないからといって購入できないわけではない。著者名や題名がはっきりしている場合には、小さな本屋でも注文すれば取り寄せてくれる。

■オンラインの書店(たとえば紀伊国屋)を使えば、実際にお店まで行かなくても本が買える。クレジットカード決済だけでなく、Amazonのように、品物を受け取るときに代金を支払うという方法(代金引換)が使えるオンライン本屋もある。オンライン書店のサイトは、本を買うという目的以外にも、キーワード検索で、どんな本が出版されているのかを検索するためにも使える。Amazonの、読者による書評などは、それだけでも読んで面白い。

■たとえば、Amazonはもともとアメリカのオンライン書店で、各国に支店を持っている。英語の本ならAmazon.co.ukAmazon.com、フランス語の本ならAmazon.fr、ドイツ語の本ならAmazon.deなどで探すことができる。

■絶版になって普通の本屋では入手不能になった本は、Amazonのようなオンライン書店でも、出品者との取引によって買うことができる(マーケットプレイス)が、日本の古本屋のような古本屋サイトで検索し、加盟している古書店から郵送して入手することもできる。

[本を借りる]

■とくに専門的な本は値段が高いので、たくさん買うとコストがかかる。また、日本の住宅事情では、置く場所にも限りがある。試しに読んでみたい、一度読んだら終わり、一部だけコピーできれば充分、といった本の場合、無料で借りられる図書館を利用しない手はない。

■明治大学図書館の場合は、明治大学図書館wwwOPACで蔵書が検索できる。また、山手線沿線私立大学図書館コンソーシアムOPACでは、これに加盟している8大学(青山学院大学、国学院大学、学習院大学、東洋大学、法政大学、明治大学、明治学院大学、立教大学 )の図書館の蔵書をまとめて検索できる。その他、日本全国の大学や研究機関の資料は、NACSIS Webcatで検索できるが、閲覧や貸し出しには制限がある。

■また、自分が住んでいる地域の公共図書館を活用するという方法もある。大学の図書館でも地域の図書館でも、置いていない本はリクエストして買ってもらうという方法もある(税金・授業料の正しい還元方法)。

(2548/2005-04-11更新 蛭川立)