向精神薬の種類 | 精神的依存 | 身体的依存 | 耐性 | 乱用 | 中毒 | 離脱 | せん妄 | 離脱せん妄 | 痴呆 | 健忘 | 精神障害 | 気分障害 | 不安 | 性機能不全 | 睡 眠 障 害 |
日本の 法律 |
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興奮剤 | アンフェタミン類 | 違法 | |||||||||||||||
コカイン | 違法 | ||||||||||||||||
カフェイン | 合法 | ||||||||||||||||
ニコチン | 合法 | ||||||||||||||||
抑制剤 | エチルアルコール | 合法 | |||||||||||||||
ベンゾジアゼピン類 | 合法 | ||||||||||||||||
モルヒネ類 | 違法 | ||||||||||||||||
サイケデリックス(幻覚剤)、その他 |
幻覚剤 | 違法 | |||||||||||||||
大麻 | 違法 | ||||||||||||||||
有機溶剤 | 合法 |
■近代国家にあっても、向精神薬の生理的危険性と違法性は必ずしも一致しておらず、むしろそこにも「未開」の思考、文化的、象徴的な民俗分類体系が生きているのをみることができる。言うまでもなく、法は形式的な手続きによって制定され、違法行為は形式的な手続きによって処罰されるが、いずれにしても重要なことは正しい「科学的な」知識を持つことである。
(2005−10−18 修正 文:蛭川立)