歩行班は2004年度より発足し、二足歩行ロボットなどの研究をしています。二足歩行ロボットといっても、等身大ではなく身長50cmくらいの小さなロボットです。近年ではそのようなロボットが様々な技術を競ったり格闘したりする大会「ROBO-ONE」が開催されたり、テレビでも特集が組まれるなど、少しずつ知名度も上がり始めています。小さいとはいえ、ロボットに人間のように滑らかな二足歩行をさせることは簡単ではなく、それについての研究はとても充実したものになるでしょう。また、二足ロボは歩行の他にも、自立化(ロボットが自分で段差や障害物を見極める)やエンターテイメント(人型であることを活かした人間との調和)等について様々な研究をしています。班員からの要望により2016年度に二足班から歩行班に改称し、二足以外の歩行ロボットも扱うようになりました。