イタリア演奏旅行記「太陽の国,イタリア」

 1998年8月8日〜8月16日,コーロ・ディ・メイコン第1回イタリア演奏旅行についての思い出をまとめてみました。

     ゆっくりご覧ください。
                                                            

       プロローグ                                           


 タリアを訪れて演奏すること,その夢は明治大学混声合唱団の門を叩き,

音楽監督の高田作造先生と出会ったことから始まる。

そこではイタリアで培われたベルカント発声を基礎に,オペラ合唱など

イタリアの作曲家の作品を中心に歌っていたのだ。

高田作造先生は大テノール歌手であり,現在も後進の指導にあたりながら

現役テノール歌手として活躍されている。大学に入るまでオペラなんて観るものだと

決め付けていたが,先生の歌声を目の前で聴いた時,こんなにも美しく,

心を震わせることが出来るものなのかと感動し,その魅力に取りつかれていった。

まさに目から鱗が落ちてしまった。

先生はいつもイタリアの熱い太陽,燃えたぎる血,音楽,料理,

陽気で気さくな人々のことをあたかも目の前で再現してくれるかのように話してくれた。

そしていつの日かイタリアで,イタリア人も驚くような演奏をすることが

夢であると語っていらした。

自分もいつの日かもっと勉強してどれだけ通用するのか試してみたい

なんて大それた夢を抱くようになっていったのである。


            
 卒業後,学生時代に音楽に取り組んだ情熱が忘れられず,

明治大学混声合唱団OB有志で合唱団を結成した。Coro di Meicon(コーロ・ディ・メイコン)という。

結成当初は練習参加者が10数名しか集まらないこともあったが,それでも楽しかった。

卒業してから久しぶり歌う人や,他の合唱団で歌っていた人様々だが,

やはり明混(明治大学混声合唱団)に対する思いは年代を超えても変わらない。

皆,音楽そして仲間を愛する気持ちに変わりはなかった。

定期演奏会を重ねるたびに少しずつ参加者の我が広がり,

今では40名を超える勢いになってきた。

そして高田先生のご尽力により,ついにイタリアで演奏する機会に巡り合い,

学生時代からの夢がついに実現する日がやってきたのである。


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