●卒論執筆のために用意するもの(3月の時点編)

 卒論執筆は、長丁場です。今まで、レポートを書いた経験はあるとは
思いますが、その作成にかける時間は、そう長くはないと思います(なに、
ひと晩ですよ、えっへん、とか威張らないように^^;;)。それに対して、卒
論は、4月から数えても9カ月あります。したがって、マラソンと同じでペ
ース配分が大事になります。また、いろいろと準備すべきことやものが
ありますので、以下に述べてみます。

 まだ、新学期が始まる前で、最終的な題目も決まっていないかもしれ
ません。が、準備できるものはいろいろとあります。
 まず、卒論は何で書くのでしょうか? え、と思ったかもしれませんが、
要するに、手で書くのか、ワープロソフト(コンピュータの)を使って書くの
かということです。
 手書きで出そうと思うのであれば、筆記用具が必要となります。なにし
ろ50枚清書して、しかも、その草稿も書くわけですから、同じ色の筆記用
具を確保しておく必要があります。万年筆であれば、インクのストックをい
つもより多くしておきます(余談ですが、昨年末、年賀状を書いたときに、
今まで使っていたモンブランの万年筆ではなく、水性ペンを使ったのです
が、全部を書き終わると同時に、水性ペンも一本ちょうど終わりました。や
はり、なくなったらどうしようかと、ひやひやしたのを覚えています)。
 ワープロソフトの場合、いままであまり使っていなかった機能を使う場合
もあります。例えば、振仮名をふるとか、図表をつくるとか、傍線を引くと
か、フォント(字体)を選択したり大きさを変えるとか。あるいは、集計用に
エクセルなどのソフトを使うことになるかもしれません。この機会に、エク
セルの簡単な入門書を買ってみて、どういう機能があって、どういう機能
が使えないのか、などということを確認しておいてはどうでしょう。4月に
入ってしまうと、そういうことが落ち着いてできなくなります。要するに、馴
らし運転を始めておくわけです。

 手書きで書く人は、どんな原稿用紙がよさそうなのか、文房具店で、い
ろいろ種類を買ってきて、実際に書いてみるのもいいと思います。色がよ
くても、インクの乾きが遅くて手で摺れてしまったり、書いている時の音が
キイキイいって気持悪い(これ、意外に気になります)、などと、自分の使
う筆記具との相性が問題になります。

そのほか、定規・カッター・糊・メモ用紙・レポート用紙・集計用紙・穴開け
(パンチ)・バインダファイルなどなど、長丁場を乗り切るパートナーを見つ
けてみてはいかがでしょうか。だんだん、卒論を書くんだという意識が高
まってくると思います。