alumni testimonials


Takumi Okusa


2019年度博士前期課程修了
勤務先: 日本エーエスエム株式会社
PECVD KPU プロセス開発2部
プロセスエンジニア
関わった論文: 76

~ セレンディピティ ~


Kyohei Yonekura


2018年度博士後期課程修了
勤務先: 関西学院大学
生命環境学部 助教
関わった論文: 55 63 66 67 68 70

~ 思考 ~


Maho Kawakami


2019年度博士前期課程修了
関わった論文: 近日投稿予定


~ 土本研で得られたもの ~

 私が土本研で得られたスキルの中で、現在でも特に役立っているものは、「思考力」です。
 これまでに誰も成し遂げたことのない新規反応を開発することは、実験結果を綺麗な表やグラフにまとめるだけでは成し得ません。そこから、なぜそうなったかを考察し、どうしたら解決できるかの仮説を立て、検証を繰り返す必要があります。
 土本研配属当初は、ただひたすら実験をして、結果が出ても次の実験内容を思いつかない毎日で、自力では研究を前に進めることができませんでした。しかし、ゼミや勉強会、土本先生との日々のディスカッションを通して、次第に、自分で考察し仮説を立てられるようになり、反応収率のUPや反応機構の解明につなげることができました。
 私は大学院修了後、現在の会社に就職し研究開発業務に従事しています。開発業務では、PDCAサイクル[Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)を一つのサイクルとして繰り返すこと]を活用することが求められ、研究室で身につけたスキルが入社当初から役立っています。課題に対して、限られた情報の中で最大限に考え、的確なPlan、Actionを設定しサイクルを回すことで、何度も迅速な課題解決に至っています。

最後に・・・

 実は、学部生の時は遊んでばかりで、サークルやアルバイト、飲み会づくしの毎日でした。土本研を選んだのは、せっかく親に高い学費をだしてもらったからには、研究は本気でやり遂げたいと考えたからです(元から真面目にやれという話ですが…笑)。土本研での研究活動では、実現を目指す研究テーマの設定が高いこともあり、その実現のために大変なこともありました。一方でそれは、本気でやり遂げるという目的を果たした証であると思っていますし、それ以上に得られたスキル・経験は多いです。振り返れば、とても充実した三年間でした。研究室の選択方法は人それぞれと思いますが、研究室で自分が何をしたいか、何を得たいかを考えて、後悔のない研究室選択をしていただければと思います!





Mana Osano


2019年度博士前期課程修了
勤務先: 大塚製薬株式会社 薬事部
関わった論文: 70 74 75


~ 相手の立場になって考える力・伝える力 ~






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