纐纈 厚『ロシアのウクライナ侵略と日本の安全保障』
(日本機関紙出版センター、2022年11月刊)204頁
- 内容紹介
いまだ終着点が見えないロシアのウクライナ侵略戦争。「2022年2月24日」以降の現実に戸惑う私たちに何ができるのか。 不安・怒り・悲しみと共に抱くさまざまな疑問を、Q&A方式で解き明かしながら、これからの日本を考える。
- 目 次
- 1ロシア・ウクライナ戦争の真相は何か
- ①ロシアの侵略戦争が炙りだしたもの
- ②3つの視点から考える
- 2国際政治の動きから見たロシアのウクライナ侵略
- ①アメリカの軍事戦略との関連で
- ②アメリカ対ロシア戦略を探る
- 3なぜ、ロシアはウクライに侵攻したのか
- ①あらためて問う、侵攻の理由
- ②ロシアの侵略戦争から何を学び取るのか
- 4この戦争が改憲に拍車をかけるのか―自衛権の行使を口実に戦争発動を認めるのか―
- ①自衛権の行使を口実に戦争発動を認めるのか
- ②ロシアの侵略戦争をどうやって止めるのか
- 5攻められたどうするか、をめぐって
- ①無抵抗選択か抗戦選択か
- ②抗戦主義から好戦主義へ転化しないか
- 6拍車かかる自衛隊国軍化への道
- ①安全保障問題とは何か
- ②「専守防衛」を放棄している自衛隊
- 7こらからの安全保障論議とは
- ①専制主義対民主主義の対立なのか
- ②如何に語り継いでいくのか
- おわりに