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国際武器移転史
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『国際武器移転史』
Online edition: ISSN 2423-8546
Print edition: ISSN 2423-8538
第18号
(2024年7月)
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論 説
Genealogy of the Idea of the Anglosphere(MAHITO TAKEUCHI)
The Nexus of Militarization and Tourism in the “American Lake”:
Establishment of Militourism in Hawaiʻi(KAORI TAKADA)
研究ノート
In Consideration of Nighttime Precision Bombing by the U.S.
during World War II: Its Historical Significance and
Future Tasks(SATOSHI FUJITA)
Brain Drain from India to the U.S. during the Cold War:
Focus on Technology Transfer and the Development of
Highly Skilled Talent(HIDEYUKI SHIMOTOMAI)
講演録
明治大学国際武器移転史研究所主催・第 10 回公開シンポジウム
「 分断する国際秩序–軍事緊張と平和創造のはざまで–」
〝異次元の軍拡〟と沖縄〜旧日本軍と自衛隊の〝沖縄侵攻〟の比較研究〜
(前泊 博盛)
第17号
(2024年1月)
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論 説
ペン・セントラル鉄道救済計画と連邦準備制度(1969-1970 年)
―国防生産法に基づく融資保証に注目して― (須藤 功)
イスラエルのガザ侵攻とリベラリズム (佐原 徹哉)
The Israeli War on Gaza from a Perspective of Comparative
Genocide Studies (TETSUYA SAHARA)
Post-World War II Japan’s Defense Buildup Plan and the Function of
Industry Associations in Rebuilding the Military Industry:
The Trend of “Domestic Production” of Defense Equipment from the
1950s to the 1970s (SHIN-ICHI SHIRATO)
Japan’s Defence Industry and Arms Transfers During the Cold War:
Between Independence and Alliance (ATSUSHI KOKETSU)
書 評
エリン・ブロコビッチ著(旦祐介訳)
『スーパーマンは来ない-米国の水汚染と私たちに できること-』
(緑風出版、2023 年、417 頁) (藤巻 裕之)
西尾隆志著『日独航空技術移転史 1919 〜45 年』
(日本経済評論社、2023 年、x +324 頁) (永岑 三千輝)
第16号
(2023年8月)
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巻頭言
国際武器移転史研究所の新たな研究課題への挑戦
―「国際武器移転」から「軍拡の負の連鎖」へ― (横井 勝彦)
論 説
第2次大戦後日本における企業再建整備及び軍事工業再建過程の検討
―三菱重工業の事例を中心として― (白戸 伸一)
研究ノート
転機を迎えた日本の安全保障政策
―「安保三文書」と非武装・非同盟論への展望―(纐纈 厚)
ユンカース・アルヒーフ―歴史と史料の紹介―(永岑 三千輝)
書 評
池田憲隆著『近代日本海軍の政治経済史
―「軍備拡張計画」の展開とその影響―』
(有志社、2022 年、viii + 298 頁)(千田 武志)
第15号
(2023年1月)
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論 説
第2次大戦後日本の防衛力整備計画と軍事工業再建に向けた業界団体の機能
―防衛装備「国産化」をめぐる1950-70 年代の動向を中心として―
(白戸 伸一)
研究ノート
ウクライナ戦争における欧米の対ウクライナ支援
―機密情報と武器供与の観点から―(小谷 賢)
書評論文
冷戦期インドの経済的自立化と海外援助
―William A. T. Logan,
A Technological History of Cold-War India,
1947-1969: Autarky and Foreign Aid, Palgrave Macmillan
,
2022, xviii +282pp. を素材として―(横井 勝彦)
書 評
永岑三千輝著『アウシュヴィッツへの道 ホロコーストはなぜ、いつから、
どこで、どのように』横浜市立大学新叢書13
(春風社、2022 年、vii+300 頁)(木畑 和子)
横井勝彦著『国際武器移転の社会経済史』
(日本経済評論社、2022 年、viii+324 頁)(松永 友有)
第14号
(2022年7月)
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論 説
The Humanitarian Industrial Complex: A Critique of Global Humanitarian
Work and the Need for Reforms(BINALAKSHMI NEPRAM)
Racism in the Development and Humanitarian Aid and
Advocacy Sector(TAMARA ENOMOTO)
第一次世界大戦期日本の対中国武器輸出の展開と構図
―日中軍事協定期(1918-1921)を中心にして―(纐纈 厚)
海軍航空機生産体制の形成に果たした 臨時軍用気球研究会等の役割と影響
―海軍省の航空に関する調査活動の実態と海軍航空独立への軌跡を
求めて―(千田 武志)
研究ノート
アゾフ・ノート ―ウクライナ戦争とパラミリタリー―(佐原 徹哉)
第13号
(2022年1月)
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論 説
第一次世界大戦期日本の対ロシア武器輸出の実態と特質(纐纈 厚)
Under One Tent: Towards a Localization of Humanitarian Assistance
beyond Western Universalis(KONAKA SHINYA)
Rethinking Development Assistance Based on Structural Adjustment
Programs (SAPs) experience in India in the 1990s(SHIMADA GO)
第12号
(2021年7月)
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論 説
海軍航空機生産体制の形成に果たした臨時軍用気球研究会等の役割と影響
―臨時軍用気球研究会の設立と三省協同研究機関の実態の解明を
中心として―(千田 武志)
ブリティッシュ・コモンウェルス航空訓練計画と航空機供給問題(福士 純)
書 評 論 文
対独宥和主義者の論理と心理
—西牟田祐二著『語られざるGM社多国籍企業と戦争の試練』
(日本経済評論社、2020 年)を素材として—(田嶋 信雄)
書 評
高田馨里編著『航空の「二〇世紀」—「航空熱・世界大戦・冷戦」—』
(日本経済評論社、2020 年、ix+424 頁)(木畑 洋一)
国際武器移転史研究所の活動(中間報告)
第11号
(2021年1月)
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論 説
Fray San Martin de la Asenciónによる軍事行使論について
―長崎・平戸・台湾征服の目的と背景に関する分析と考察―(高橋 裕史)
アメリカの研究開発資金の源泉と配分
―大学政策、技術移転への影響―(塙 武郎)
第二次世界大戦期アメリカ合衆国の戦略爆撃作戦と戦時経済体制(藤田 怜史)
1902年植民地会議における帝国海軍同盟構想と帝国通商同盟構想
―イギリス、オーストラリア、カナダの交渉戦略― (松永 友有)
技術移転・ライセンス生産・戦力化
―日本陸海軍によるドイツ航空技術の活用(1935~45 年)―(西尾 隆志)
書 評
榎本珠良編著『禁忌の兵器 ―パーリア・ウェポンの系譜学―』
(日本経済評論社、2020 年、viii + 404 頁)(河合 公明)
第10号
(2020年7月)
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論 説
脱植民地化期の西アフリカ・ガーナが主導した核兵器廃絶運動と日本の平和運動
〜3 名の日本人による経験を通して〜(溝辺 泰雄)
Migration, Naturalisation, and the‘British’ World, c.1900-1920
(RACHEL BRIGHT)
The Importance of Being ‘British’? Australia, Canada,
New Zealand and the Cultural Economy of Empire in the Interwar Era.
(FELICITY BARNES)
Economic Governance in the Empire-Commonwealth
in Theory and in Practice, c. 1887-1975 (ANDREW DILLEY)
International Lawyers’ Failing: Outlawing Weapons
as an Imperfect Project of the Classical Laws of War
(MILOŠ VEC)
‘Weapons of Mass Destruction’: Historicizing the Concept
(IDO OREN AND TY SOLOMON)
第9号
(2020年1月)
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論 説
Taiwan’s Security Policy since the Cold War Era:
A Review of External Military Assistance and the Development of
Indigenous Defence Industry(FU-KUO LIU)
Distinctions of the ROK National Security Policy and the Pursuit of
Military Independence during the Cold War(KYENGHO SON)
International Networks and Aircraft Manufacture in Colonial and
Postcolonial India: States, Entrepreneurs and Educational Institutions,
1940-64(APARAJITH RAMNATH)
リビア戦争におけるイタリアの航空機利用
―航空作戦とプロパガンダの視点から―(林 優来)
19世紀中葉のイギリス海軍における煙害防止技術の軍事的意味転換(赤津 正彦)
書 評
後瀉桂太郎著『海洋戦略論―大国は海でどのように戦うのか―』
(勁草書房、2019年、xii+235頁)(矢吹 啓)
竹内真人編著『ブリティッシュ・ワールド―帝国紐帯の諸相―』
(日本経済評論社、2019年、viii+330頁)(左近 幸村)
纐纈厚著『日本政治史研究の諸相―総力戦・植民地・政軍関係―』
(明治大学出版会、2019年、v+411 頁)(白戸 伸一)
第8号
(2019年7月)
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論 説
History of Arms Transfer Control and Challenges Facing the Arms Trade
Treaty(TAMARA ENOMOTO)
Can the Arms Trade Treaty Increase Transparency in International
Arms Transfers?(PAUL HOLTOM)
Challenges in Developing a Risk Assessment Criteria for Arms Transfers in
Southeast Asia (MITZI AUSTERO and PAULEEN GOROSPE)
Preventing Diversion: A Challenge for Arms Trade Treaty
States Parties(NICHOLAS MARSH)
Jet Age Feminism: Emilio Pucci, Mary Wells, and the Braniff Airways
Stewardess of the 1960s(PHIL TIEMEYER)
Pakistani Civil Aviation and U.S. Aid to Pakistan, 1950 to 1961
(S. WAQAR H. ZAIDI)
戦前期日本の武器生産問題と武器輸出商社
―泰平組合と昭和通商の役割を中心にして―(纐纈 厚)
イギリス海軍における節約と旧式艦の処分
―クリミア戦争からワシントン海軍軍縮条約を中心に―(小風 尚樹)
書 評
渡辺昭一編著『冷戦変容期の国際開発援助とアジア―一九六〇年代を問う―』
(ミネルヴァ書房、2017 年、424 頁)(脇村 孝平)
第7号
(2019年1月)
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論 説
The Decolonization of the Arms Trade:
Britain and the Regulation of Exports to the Middle East
(DANIEL STAHL)
ジーメンス事件の再検討
―「海軍収賄事件」裁判記録の分析を通じて―(奈倉 文二)
呉海軍工廠形成の目的とその実現の方策
―呉海軍工廠第3船台建設の謎とその解明を通じて―(千田 武志)
研究ノート
武器貿易条約(ATT)第3回および4回締約国会議の論点(榎本 珠良)
書 評
Christopher W. Miller, Planning and Profits: British Naval Armaments Manufacture and the Military-Industrial Complex,1918-1941 (Liverpool, Liverpool University Press, 2018), xiii+246pp.
(横井 勝彦)
第6号
(2018年7月)
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論 説
The Availability Puzzle: Considering the Relationship between Arms and
Violence Taking Place within States(NICHOLAS MARSH)
Ugandan Pastoralists’ Everyday Histories of Gun Acquisition and State
Violence(ITSUHIRO HAZAMA)
Arms Availability and Violence in the Ethiopia-Kenya-South Sudan
Borderland(TORU SAGAWA)
Giving Up the Gun? Overcoming Myths about Japanese Sword-Hunting and
Firearms Control(TAMARA ENOMOTO)
Total War and Japan: Reality and Limitations of the Establishment of the
Japanese Total War System(ATSUSHI KOKETSU)
オーストラリアにおけるナショナリズム研究と世界大戦の記憶
―「ブリティッシュ・ワールド」論の視点から―(津田 博司)
1930年代におけるドイツから日本への航空技術移転
―ハインケル社と日本海軍との関係を中心に―(西尾 隆志)
書 評
榎本珠良編著『国際政治史における軍縮と軍備管理――19世紀から現代まで』
日本経済評論社、2016 年、284 頁(後藤 春美)
千田武志著『呉海軍工廠の形成』錦正社、2018 年、804 頁(奈良 文ニ)
第5号
(2018年1月)
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British Tank Production and the War Economy, 1934–1945:
Important Considerations for Industry(BENJAMIN COOMBS)
Convertibility and the Militaristic Perversion of Aviation in Disarmament
Discourses, 1919-1945(S. WAQAR H. ZAIDI)
The Elisions and Elusions of Gentlemanly Capitalism(ANDREW DILLEY)
Broadcasting Britishness during the Second World War:
Radio and the British World(SIMON J. POTTER)
論 説
冷戦期南アジアにおけるイギリスの軍事援助の展開(渡辺 昭一)
インドの兵器国産化政策と軍事援助(横井 勝彦)
遺産と新たな挑戦
―第一次世界大戦前の国際連盟をめぐる平和思想とネットワーク―
(貝賀 早希子)
アメリカ企業経営者の請願活動と1924 年移民法の成立
―連邦議会および労働省宛て請願書の分析を中心に―(下斗米 秀之)
研究ノート
戦間期イギリスにおける戦車生産と輸出に関する研究展望(山下 雄司)
書 評
横井勝彦編著『航空機産業と航空戦力の世界的転回』日本経済評論社、
2016 年、406 頁(萩原 充)
田嶋信雄著『日本陸軍の対ソ謀略―日独防共協定とユーラシア政策―』
吉川弘文館、2017 年、204 頁(小谷 賢)
第4号
(2017年7月)
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Small Arms as a Global Public Policy Challenge:
A View from a Participant-Observer(KEITH KRAUSE)
The Development of War Studies at King’s College London
(JOSEPH A. MAIOLO)
Institutional Dynamics, Civil-Military Relations and Japan’s
1936 Withdrawal from the Washington System
(LIONEL P. FATTON)
論 説
日清戦争期における高田商会の活動
─英国からの「戦時禁制品」輸送を中心に─(奈倉 文二)
17 − 18 世紀スペイン領南米ラプラタ地域のイエズス会布教区における銃器配備
(武田 和久)
戦間期ドイツから日本への航空技術移転
―日本航空技術「自立」化過程と「軍縮下の軍拡」―(西尾 隆志)
第一次世界大戦期の対敵取引禁止政策と日本
―総力戦と「経済制裁」―(諸橋 英一)
研究ノート
2017年9月の武器貿易条約(ATT)第3回締約国会議に向けて
―第2回締約国会議およびその後の論点―(榎本 珠良)
書 評
沢井実『帝国日本の技術者たち』吉川弘文館、2015 年、209 頁
(千田 武志)
第3号
(2017年1月)
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Controlling Arms Transfers to Non-State Actors:
From the Emergence of the Sovereign-State System to
the Present(TAMARA ENOMOTO)
Post-Cold War Arms Recycling and the Genesis of the “Islamic State”
(TETSUYA SAHARA)
A Deal between EU and Turkey on Matters of the Refugee,
Readmission and Visa Liberalisation(MUSUTAFA TÜRKES)
From Collective Memory to Frontline Reality:
The Greek State and Society Confronted with Migrant and
Refugee Question(s), 1980-2016(TASOS KOSTOPOULOS)
論 説
ジュネーヴ軍縮会議(1932~34年)に至るイギリス国際軍縮政策
-軍備の予算的制限案をめぐって-(松永 友有)
第二次ロンドン海軍軍縮会議予備交渉の過程(小谷 賢)
一フランシスコ会士によるローマ教皇の「軍事行使権」論について
─Fray Martin de la Ascenciónの『Relación』の分析─(高橋 裕史)
書 評
P. J. Cain and A. G. Hopkins,
British Imperialism: 1688-2015
,
3rd edition(竹内 真人)
Stephen C. Sambrook,
The Optical Munitions Industry in Great Britain
,
1888-1923(山下 雄司)
第2号
(2016年7月)
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論 説
ヴェルサイユ体制下ドイツ航空機産業の世界的転回
―ナチ秘密再軍備の前提を考える―(永岑 三千輝)
軍事航空と民間航空
―戦間期における軍縮破綻と航空問題―(高田 馨里)
第一次大戦期の英米によるロシア向け小銃弾の生産
―グリーンウッド&バトリー社とレミントン社を事例に―(高柳 翔)
研究ノート
2016年8月の武器貿易条約(ATT)第2回締約国会議に向けて
―第1回締約国会議およびその後の論点ー(榎本 珠良)
書 評
Thomas Mahnken, Joseph Maiolo and David Stevenson(eds.),
Arms Races in International Politics:From the Nineteenth
to the Twenty-First Century
(横井 勝彦)
小谷 賢『インテリジェンスの世界史―
第二次世界大戦からスノーデン事件までー』(渡辺 昭一)
第1号
(2016年1月)
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論 説
国際武器移転史研究所の目指すもの(横井 勝彦)
戦争と平和と経済 ―2015年の「日本」を考える―(小野塚 知ニ)
イスラム過激派のネットワークと現行世界秩序の変化(佐原 徹哉)
武器移転規制と秩序構想
―武器貿易条約(ATT)の実施における課題から―(榎本 珠良)