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オンライン・セミナー「武器貿易条約(ATT)における無人兵器の規制状況」
2014年に発効した武器貿易条約(ATT)は、通常兵器の国際移転(輸出入など)を規制する条約です。この条約は、無人の通常兵器の移転をどれほど規制できているのでしょうか。このセミナーでは、ATTの交渉過程から関与してきた報告者が、条約文言の細部を解説し、規制対象であると解釈されている無人の通常兵器を具体的に示します。そして、2016年から2021年までに各締約国が提出している年次輸出入報告書のデータを分析し、無人の通常兵器の輸出入報告状況を詳説します。
日時
2022年3月16日(水)19:00-21:00 (18:40Zoom開場)
登壇者
報告 | 榎本 珠良(えのもと たまら), 明治大学特任教授 |
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討論 | 吉田 真衣(よしだ まい), 認定非営利活動法人テラ・ルネッサンス理事 |
司会・討論 | 佐藤 丙午(さとう へいご), 拓殖大学教授 |
言語
日本語
参加費
無料
参加方法
事前登録制です。2022年3月14日(月)までに、以下の登録フォームからお申し込みください。開催前日に、ご登録いただいたメールアドレスに、ZoomのIDとパスワードをお送りします。
※いただいた個人情報は、本セミナーの主催団体のひとつである「武器と市民社会」研究会により厳密に管理され、この研究会からの案内以外の目的には使用されません。
※取材をご希望のメディア関係者のかたは、開催1週間前の3月9日(水)までに、「武器と市民社会」研究会共同代表(
http://bit.ly/AACSREP
)にご連絡ください。
※サイバーセキュリティー対策を強化されている企業等において、参加登録フォームにアクセスできない・登録後の登録確認メールが届かない等の現象がみられています。そのような場合は、ご自宅からアクセスし、仕事用以外のメールアドレスを登録するなどの方法でご対応いただけましたら幸いです
主催
安全保障と先端技術プラットフォーム(PSET)、「武器と市民社会」研究会、認定非営利活動法人テラ・ルネッサンス、拓殖大学海外事情研究所、明治大学国際武器移転史研究所
登壇者プロフィール
榎本 珠良(えのもと たまら):明治大学研究・知財戦略機構特任教授、「武器と市民社会」研究会共同代表。専門は安全保障研究。主著に『武器貿易条約-人間・国家主権・武器移転規制』(単著、晃洋書房、2020年)、『禁忌の兵器-パーリア・ウェポンの系譜学』(編著、日本経済評論社、2020年)など。
吉田 真衣(よしだ まい):認定NPO法人テラ・ルネッサンス理事・政策提言推進室室長。立命館大学国際関係研究科博士前期課程修了。民間企業勤務を経て、テラ・ルネッサンスに入職。海外事業国内担当等を担当後、2015年より大槌復興刺し子プロジェクト(現大槌刺し子事業)事業部長、2021年より政策提言推進室室長を兼任。
佐藤 丙午(さとう へいご):「武器と市民社会」研究会共同代表、拓殖大学海外事情研究所副所長・国際学部教授。主著に「インド太平洋における軍備管理軍縮」(『海外事情』68:3、2020年)、「『自律型致死兵器システム』(LAWS)の禁止論と交渉の展望」(『禁忌の兵器』日本経済評論社、2020年)、など。
