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国際セミナー
「冷戦期国際航空研究の新動向―脱植民地化とジェンダーの観点から-」
概要
国際武器移転史研究所では、世界各国の航空機産業と航空産業に注目して、両大戦間における軍民両用技術のアジア・南米への移転の連鎖とそれを背景とした大衆航空文化拡大の世界史的意味を追求してきました。
今回は、この研究テーマの一環として、2018年11月24日(土)14時より明治大学駿河台キャンパス・グローバルフロント17階C5会議室にて、国際セミナー「冷戦期国際航空研究の新動向―脱植民地化とジェンダーの観点から-」を開催いたします。
第一報告は、ラホール経営大学のワカー・ザイディ博士による「アメリカ合衆国がパキスタン民間航空の発展に果たした役割、1947-1957」という報告です。
この報告は、イギリス帝国から脱植民地化を遂げたパキスタンが、いかに米ソの冷戦構造に巻き込まれ、同時にアメリカ合衆国との関係から国際民間航空分野を発展させていったのかを明らかにします。
第二報告は、カンザス州立大学准教授のフィル・ティーメイヤー博士による「ジェット時代のフェミニズム―エミリオ・プッチ、メアリー・ウェルズと1960年代ブラニフ航空のスチュワーデス-」という報告です。
この報告は、1960年代後半にブラニフ航空によって行われたマーケティング・キャンペーン―スチュワーデスの制服デザイン―が、世界的な航空文化の変革を生み出したことを明らかにするものです。
参加希望の方は、ぜひ下記の参加登録フォームより事前登録をお願いいたします。みなさまのご参加をお待ちしております。
日時
2018年11月24日(土)14:00~17:00(13:30開場)
場所
明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント17階C5会議室
101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1
言語
英語のみ
主催
明治大学国際武器移転史研究所
後援
兵器産業・武器移転史フォーラム
参加費
無料
定員
30人
参加方法
事前登録制です。登録期限の2018年11月23日(金)までに、下記の登録フォームからお申し込み下さい。