博多弁講座
Lesson1 [ 〜たい。 〜ばい。 〜くさ。] 言葉の最後につけると、・・ほら、それだけで博多弁のできあがり!
(例文)これは「ペン」です。 これは「ペン」ですたい。 これは「ペン」ですばい。
ちょっと上級活用。 言葉の文字の「〜は〜です。」を省略して使うと、本場の匂いがする。
(例文)これは「ペン」です。 これ「ペン」たい。 これ「ペン」ばい。 これ「ペン」くさ。
Lesson2 [ 〜と。 の二段活用 ] この言葉は、発音で語尾を上げるだけで、なんと疑問文に変わる。
(例文)それはおいしいですか? それおいしいと? ★3回声に出して練習してみよう。
この言葉は、発音で語尾を強調するだけで、今度は強い口調に変わる。
(例文)それはおいしいです。 それおいしいと!
ちょっと上級活用。 疑問文です。発音も練習してみよう。
(例文)それは誰が取ってますか? それ、誰がとっとーと?
強調文です。発音も練習してみよう。
(例文)それは私が取ってます。 それ、あたしがとっとーと!
Lesson3 [ 〜けん の二段活用 ] この言葉は、形容詞の語尾に使います。
(例文)これはおもしろいです。 これおもしろいけん。
ちょっと上級活用。 Lesson1のように名詞の語尾に使うなら[ 〜やけん ]にします。
(例文)これは「ペン」です。 これ「ペン」やけん。
この言葉は、文章と文章の間に使います。
(例文)暑いから、ジュースを飲んだ。 暑いけん、ジュース飲んだったい。
ちょっと上級活用。 Lesson1の 『 〜くさ。 』 との相性がいいので [ けん ]の後につけてみる。
けんのすぐ後でも、文章の最後につけてもどちらでも本格的な博多弁になります。
(例文)ここは高いので、怖いです。 ここ高いけんくさ、怖いばい。
(例文)ここは高いので、怖いです。 ここ高いけん、怖いくさ。
Lesson4 [ 『 か 』 で出来る 形容詞の博多活用 ] 『 い 』の代わりに『 か 』を使うだけ。
(例)暑い 暑か (例)きれい
きれか (例)美しい
美しか
かなり上級活用。 語尾を伸ばすと、かなりのツワモノ! ただし、必ず文章の最後にもってくること。
(例文)これは臭いです。 これ臭か〜。
★間違った使い方★
(例文)暑いから、ジュースを飲んだ。 暑か〜けん、ジュース飲んだったい。
これを博多活用したかったら、こうなります。
(例文)暑いから、ジュースを飲んだ。 暑かけん、ジュース飲んだったい。
上級活用すると ・・・・・ ジュース飲んだと。 暑か〜。
これは期末にでるかも・・・(⌒‐⌒) にんやり
さあ、これであなたも博多弁が理解できるようになったはず!?