朝鮮休戦協定(抜粋)
1953年7月27日板門店で調印、同日発効


 前文  国際連合軍司令部総司令官を一方とし、朝鮮人民軍最高司令官および中国人民志願軍司令を他方とする下記署名者は、双方に多大な苦痛と流血をもたらした朝鮮の紛争を停止するため、また、朝鮮における敵村行為およぴ軍隊のすべての行動の完全な停止を確保する休戦を確立するため、最終の平和的解決を達成するまでの間、個別的に、集団的に、また、相互に次の条項に掲げる休戦の条件を受諾し、かつ、その拘束と支配を受けることに同意する。これらの条件は、純然たる軍事的性質のものおよぴ単に朝鮮における交戦に関するものを目的とする。

出所) 細谷千博、丸山直起編『国際政治ハンドブック』(有信堂)、209ページ。
原典:神谷不二編『朝鮮問題戦後資料(第1巻)』日本国際問題研究所1976年、508−522ページ。


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