2003年度 明治大学・情報基礎論U 学生最終提出課題

シ エ ラ レ オ ネ 共 和 国 の 人 権 情 勢

担当講師・川島高峰


 この授業について

 このホームページは2003年度、明治大学・情報基礎論U〔後期開講、担当講師・川島高峰〕の履修生による最終課題のリンク集である。最終課題は、アメリカ国務省民主人権労働局・各国人権年次報告書より、シエラレオネ共和国の人権報告のうち、学生一人一人が担当箇所を決め、その邦訳をホームページとして立ち上げるというものである。なお、原文の出典はこちらを。

 基本的に、同報告書の全訳を目指したが、担当が決まっていない箇所がある。その部分については、いずれ教員が穴埋めをする予定である。また、学生の最終提出期限は、2004年1月27日なので、それ以前の時点では完成していない部分がある点をご了承願いたい。

 学生のホームページの必要要件

  1. 担当箇所の邦訳〔原文と対比できるようにすること〕
  2. シオラレオネに関するリンク集
  3. 感想
  4. 必ず、一ファイルとしてではなく、トップページを設け、各ファイルへリンクを張る構成にすること。

 教員としての狙い

 単にホームページの作り方を習得すると言うのではなく、どうせやるならば、履修者全員で分業すれば社会的に意味のある情報発信ができることを、実感できるような授業を目指した。政治学を専攻とする者としては、そのような目的を設けることで学生のモチベーションをあげることに意義を見出したいところであるが、より重要な点として、授業後にも持続的な意味、つまり、新たな問題意識の展開となるような授業を心がけた。そのような観点がないと情報教育は、第二外国語となりかねないものである。
 情報と語学と国際情勢という三つのテーマをリンクした総合的な内容を盛り込んだ授業だったが、履修者数が少なかったため、十分なサポートが可能であり、学生にとっても負担が少なく済んだのではないかと考えている。このような授業は、学生に一定の語学力があれば、教員一人、適切なサポート二名の体制で最大30名程度まで、可能と考える。


 最後に、邦訳の出来栄えについては、学生の語学力を基本とするとはいえ、教員の指導の結果である。十分な出来とはいい難いところもあるが、よい点については、「学生の力作」として、好ましくない点については教員の指導が至らなかった点と理解していただければ幸いである。
 感想などございましたら、ぜひ掲示板の方へ、お立ち寄りください。


学生担当箇所一覧

も く じ


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前文 1

第一部 人格並びに人身の尊厳
 a. 不当かつ法によらざる人命の剥奪 1
 b. 拉致 1
 c. 拷問と残虐かつ非人間的、精神的な虐待と刑罰 1 2 3 4 5
 d. 不当な逮捕、拘留、国外退去 1
 e. 公正かつ公開された裁判の不在 1
 f. プライバシー、家族、家庭、通信への不当な介入 1
 g. 内戦時の暴虐行為、並びに人道の侵害
第二部 市民的自由
 a. 言論、並びに報道の自由 1 2
 b. 集会、結社の自由 1
 c. 信教の自由 1
 d. 国内移動、国外旅行、移住、並びに帰還の自由 1 2
第三部 政治的諸権利:政府をかえる市民の権利 1 2
第四部 国際的機関及びNGOによる人権侵害の調査に対する政府の対応 1 2
第五部 人種、性差、宗教、障害、言語、社会階層による差別
 女 性 1 2
 子供 1
 障害を持つ人々 1
 マイノリティー/宗教
 マイノリティー/民族、人種、エスニシティ 1
第六部 労働者の諸権利
 a. 団結権 1
 b. 団体交渉権 1
 c. 強制労働の禁止
 d. 児童の就労及び雇用年齢の制限
 e. 最低労働基準
 f. 人身売買