ウエルネス

 ■新しい健康の構造2(1の続き)

5 実際の健康

4で示した「新しい健康の構造」は理想的な形だが,実際には個人によっていろいろな形で表されます。
実際の健康

◆A
フィットネスのレベルは普通であるが,特別健康のことは考えたこともなければ,そのためになにかをするということもないような人を表しています。
◆B
高血圧や糖尿病などの慢性疾患がある場合,先天的・後天的障害がある場合など,フィットネスには制限があるが,自分のライフスタイルに気をつけ,その中でやりたいことをやり,積極的に生活している人を表した。

病気や障害があるということはマイナス要因となるが,精神的なフィットネス(プロテクティ,アクティブ共に)や欲求の実現によってかなり補正されます。
◆C
オリンピック等の大きな舞台で優秀な成績を残したが,ゆとりを持たないような人を表しています。
欲求の実現を三角形で示すのは,ゆとりのなかでそれが行われることを示しています。膨らんでいるのはゆとりがない目一杯の状態を表しています。

ゆとりは新しい健康の観点からも,その状態の時間的継続という意味からも重要です。
この場合には,欲求の実現を得た時点では達成した実現どおりハイレベルな健康としてとらえて良いと思います。

しかし,このような形の欲求の実現は時間的に消失するのが早くなります。
能力ぎりぎりで行なう実現では、実現の過程や後でフィットネスに障害をもたらすこともあります。

新しい健康の構造を考えると,フィットネスが大きいほうが欲求の実現も大きなものを得ることができ,望ましいと考えられます。

しかし,重要なのは
自分のフィットネスに対しバランスの良い実現を構築していくことで,それも継続できるものが新しい健康の観点からは大きな意味を持つということになります。
   

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